ジャガーのフラッグシップモデルであるXJの誕生50周年を記念した特別モデルが北京モーターショー2018で初披露された。その豪華な内外装はXJの魅力をさらに高めている。PHOTO◎Jaguar Land Rover Limited
1968年の「XJシリーズ1」の誕生以来、8世代、50年にわたってジャガーのフラッグシップモデルに君臨してきたスポーティサルーンの「XJ」。そのスポーティかつ、ゆとりを感じさせる走りは、世界中のエンスージアストを魅了し、またVIPや政治家の送迎車としても使用されてきた。現行のXJは2010年に日本に導入されたが、スタイリッシュなデザインとジャガーならではの走りの魅力は健在だ。
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そんなジャガーのラインナップの頂点に君臨するXJの誕生50周年を記念した特別モデル「XJ50」が北京モーターショー2018で初披露された。「XJ50」はまさに半世紀にわたってジャガーが培ってきたパフォーマンス、技術力、ラグジュアリーの集大成とも言えるモデルに仕上がっているという。
ボディタイプはスタンダードホイールベースとロングホイールベースの2タイプが用意され、パワートレインは3Lガソリン(340ps)とディーゼル(300ps)が設定される。外観には「オートバイオグラフィ」仕様の前後バンパーを採用し、20インチの「Venom」ホイールや専用バッジが特別モデルであることを強烈に主張している。
インテリアにはダイヤモンドカットのレザーシートにジャガーのリーパーロゴをエンボス加工したヘッドレスト、XJ50のロゴを施したセンターアームレストを組み合わせることで、より一層ラグジュアリーな雰囲気を演出することに成功した。
ジャガーのデザインディレクターであるイアン・カラムは「半世紀が経った今でも、『XJ』はその伝統に忠実でありながら、美しいデザイン、秀逸なパフォーマンス、そして贅を極めたラグジュアリーさを絶妙なバランスで融合しており、際立った存在であり続けています。『XJ50』は、『XJ』誕生50周年を祝うにふさわしいモデルで、世界で最もスタイリッシュなスポーティー・サルーンのひとつであると自負しています」と語っている。日本へ導入されることを願うばかりだ。
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