現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 骨折以来のサーキット走行!☆「YSP鈴鹿サーキットランミーティング」(梅本まどか)

ここから本文です

骨折以来のサーキット走行!☆「YSP鈴鹿サーキットランミーティング」(梅本まどか)

掲載
骨折以来のサーキット走行!☆「YSP鈴鹿サーキットランミーティング」(梅本まどか)

11月19日に鈴鹿サーキットで行われた「YSP鈴鹿サーキットランミーティング」に参加してきました!
毎年行なわれているイベントですが、私はこの日が初参加。

でも、今年4月にグロムのサーキット練習中に転倒、右肘を骨折してしまい、それ以降はレーシングスーツを着る事もなく半年ちょっと過ぎていたので「まだ恐怖心がある気がする...大丈夫かなぁ」なんて思っていたのですが、初めてサーキットを走る人にも優しいクラスなど、レベルに合わせて3つのクラスから選んで参加できるという事で、私は初心者クラスのCR(クルージング)クラスで走る事にしました♪

原付二種の新たな冒険バイクHonda「CT125」を徹底紹介!

とは言っても、やっぱりみんな速いのかなぁ。なんてドキドキしながら鈴鹿サーキットに向かったのですが、パドックに到着すると、いろんな車種のバイクが参加していて驚いたのと同時に安心感も( ´ ` )

正直、ここでYZF-R1やYZF-R6など、スーパースポーツバイクばかりだったら心が折れていたかもしれません。笑

今回は、YSPさんでバイクを買った人だけが参加できるイベントという事で、ネイキッドバイクや、オフロードバイクの方も参加していたりと、いろんな車種のバイクに囲まれて賑やかな感じもして、「楽しそう♪」と、不安より楽しみな気持ちが強くなりました。

走る前にミーティングがあったのですが、そこでも初心者にもわかりやすいような説明やサーキットでのルール、無理して走らずに楽しむというお話しをして下さったので、今回は「心のリハビリ」も兼ねて楽しむ事だけを考えて走ろうと決めました!

いつも観戦している鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットを走るのは凄く久しぶりで2年前くらいにパレードランで走って以来。

前回走った時、こんなに高低差があるんだ!と驚いた事が一番印象に残っていました。

今回は、走っていると「あ!8耐の時ここでこんなバトルを観たな。」って思い出したり、「こんな風にライダーさんからは見えているんだ」と感じたり、、、

あとは鈴鹿サーキットはやっぱりミニサーキットよりも長いので、日のあたり方や風向きが時間ごとにだいぶ変わるのを感じる事ができました。目まぐるしく環境が変わる中をずっと走っているライダーさん達は凄いなぁと改めて思ったり。

そんな風にいろいろ感じながら2周すると、もうチェッカーフラッグが振られていて「え? もう終わっちゃった」という感じでした!

最初の20分間の走行は、時間経過の早さにホントに驚きました。

午前と午後に、それぞれ1回ずつ走行があったので、午後はもう少しアクセルを開けてみようとチャレンジしてみたのですが、私がいつも4輪も観ているせいかMuSASHiシケイン(ヘアピンカーブの直後に位置する、2輪専用コース)を忘れていて「あ!シケインだった。」とフルブレーキ。

縁石には乗りたくないし...と、速度を落として落として曲がり切ると、もう前にいたバイクはあっという間に見えなくなっていました(;゚∀゚︎)笑

撃沈(´・_・`)

でも、今回の目標は「楽しむこと」

ここからは少しゆっくり走りながら慣れていこうと走り、ストレートだけはお決まりの"梅ぶせ"(身体が柔らかいので、いつも完全にふせて走ります!)で恐怖心を無くすリハビリを徹底しました。

午後の走行は3周する事が出来たのですが、それでもあっという間!

もっと走りたかったなぁ...と思わず思ってしまう程でした。

ちょっとサーキットが怖くなっていたから、自分でもそんな気持ちが出てくるとは思わなかったので、少しは克服成功かな?!笑

ヤマハの方にお話しを聞くと「走行会だから楽しんでもらいたいし、もっと走りたいと思ってもらえる所がいい」と仰っていて、まさにその心境になった私は凄く納得でした。

実は、このイベントではレーシングスーツの貸し出しがあったり、私の参加したCRクラスはレーシングスーツでなくても、長袖長ズボンでしっかりと走れる安全な格好であれば参加できたりという配慮もされていて、初めてのサーキット走行でも安心なんです。

閉会式のときに、スタッフさんからの挨拶で「このイベントを長く続けていきたい。また初めての方に少しでも楽しんでもらえて、また走りたいと思ってもらえたり、サーキットに来る機会が増えていったら嬉しい」と仰っていたのを聞いて、それに向けて準備されていたスタッフさん達の気持ちも含め、そんな想いが伝わるとてもいいイベントに参加出来て良かったです(*ˊ˘ˋ*)

今回はYZF-R3で走りました♪
今回、私が鈴鹿サーキットを走った車両はYAMAHAのYZF-R3!

とってもかっこいい赤色で、写真を撮って思ったのですが、なんだかゲームに出てきそうな洗礼されたかっこいいオーラが出ていませんか⁈

凄く速そう!!!!

私はあまりマットカラーは好きではないのですが、このバイクを初めて見たとき、思わず「かっこいいー!」と言ってしまいました。

でも、よく考えると「速そうでかっこいい」=「乗りやすくてスピードが出る?」私にとっては、、、⁈と、ここで少し恐怖心が出てしまいました。

私がそう思う時に気にする所は3つ。

◎足つき
◎ハンドル位置
◎タンクが挟みやすいか

よく見てみるとシートからハンドルが遠く見える!!!!

え? 私、大丈夫かな?と心配になり、直ぐにまたがってみました。

またがってみると足つき性も良く、タンクも挟みやすくてニーグリップがしやすいし、ハンドル位置も意外と近い。姿勢も思ったよりも楽かもと一安心。

実際に走ってみると、とても走りやすくて爽快感を感じられる程!

伏せやすいし、ステップの位置も絶妙で、窮屈さはないけど力は入れやすい! ミラーも見やすくて乗りやすいバイクだなぁと思いました。

正直、サーキット走行が不慣れな私は急に凄くブレーキをかけてしまったり、バイクに対していい走りが出来ないので、もっとギクシャクしちゃうかなと思ったのですが、そんな事もなく、滑らかに対処してくれて、だからこそずっと楽しんで乗れたのかなとも思いました♪

心が骨折中の私でも、YZF-R3だったからサーキット走行を克服でき、楽しく走れたのかもしれません!

にゃんばちゃんと一緒に♪
実は今回、にゃんばちゃん(難波祐香ちゃん)と一緒に参加してきたの♪

一緒にお昼を食べたり、いろんなブースをみたり、、、

「バイクのふるさと浜松」で初めてご一緒してから今回が2回目で、休憩中にいろいろお話ししたんだけど、にゃんばちゃんはサーキット走行初めてという事にびっくり!!!

「いっぱい走ってそうなのに意外!」と話すと「お父さんが一生懸命走っていた所だし、恐れ多くて、、、。」とサーキットに小さい頃からお父さんの応援で来ていたにゃんばちゃんだからこそのサーキットに対する敬意が素敵だなぁと思いながら、つい当時の話しとかをいろいろ聞いてしまいました。笑

にゃんばちゃんはR25で私がR3に乗ったので2台並べて撮影。

R25の方が丸みがあって可愛い感じで、R3の方がスッとしてる印象だったのですが(あ、デザイン一は共通でしたね…)、私はあまりカウル付きのバイクに乗らないので、ついついネイキッドの癖で写真を撮る時にハンドルだけ曲げて顔の向きを変えようとしたのですが、フルカウルだからそれだけではタイヤの向きしか変わらず、、、。何言ってるか伝わります?笑

あぁ、そうだったと何回も置き直し。

これ私の中のフルカウルあるあるなのですが、みなさんはないですか?!

いい写真を撮ろうと寝そべって撮るにゃんばちゃんが、とっても可愛いかったです♪

サーキット走行の楽しさ
今回、本当に久しぶりにサーキットを走ることができて感じた事は、「公道では味わえない楽しさを感じられるし、止まる事なくスピードも自分のペースで楽しく走れる走行会って最高!!!」という事。

「レースは速さを競うけど、走行会は楽しんで走るところが違う。」ともミーティングの時にスタッフさんが教えて下さったのですが、速さではなく楽しむという走行会に参加出来たからこそ、骨折した時の悪いイメージや感覚を消せたかなと思い、ホントに参加出来て良かったと思っています。

もちろん怪我する前みたいに走れた訳ではないですが、でも久しぶりに楽しくサーキットを走れて凄く幸せでした( › ·̮ ‹ )♪

ツーリングの時に慣れる為に伏せてみたら怖かったから、サーキットを走った時に身体が強張って乗れなかったり、前転してしまった時のフラッシュバックをしたら、、、とも思ったのですが、その逆で楽しみながら乗ることができ、もう少し乗りたかったと思えて正直「ホッ」としました。笑

あと、走行だけでなく少しブースが出ていたり、バレンティーノ・ロッシ選手のマシンも展示してあり、写真が撮れたりもしてイベント感もありました!

[ アルバム : イベント風景 はオリジナルサイトでご覧ください ]

YSP鈴鹿サーキットランミーティングの雰囲気伝わるかな?!

[ アルバム : 走行会の様子 はオリジナルサイトでご覧ください ]

そして、お気づきの方もいたかもしれませんが、私のスーツは骨折した転倒でボロボロになり新しい物をスピーディーさんが用意して下さり、ようやく着る事が出来ました!!!

今回「YSP鈴鹿サーキットランミーティング2019」に参加して、リハビリというか、少しサーキット走行を克服出来たので、この事に感謝して、またサーキットを走って楽しめたらいいなと思っています(*´∇︎`*)

写真/YAMAHA、webオートバイ、梅本まどか

梅本まどか SNS公式アカウント

こんな記事も読まれています

ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
AUTOSPORT web
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
motorsport.com 日本版
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
乗りものニュース
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
レスポンス
【ホンダ】バイクミーティングイベント「HondaGO BIKE MEETING 2024」をモビリティリゾートもてぎで6/2に開催!
【ホンダ】バイクミーティングイベント「HondaGO BIKE MEETING 2024」をモビリティリゾートもてぎで6/2に開催!
バイクブロス
ガガガガ、ズサーッ 島内最長トンネル貫通の瞬間 2年遅れも洲本バイパス全通へ向け
ガガガガ、ズサーッ 島内最長トンネル貫通の瞬間 2年遅れも洲本バイパス全通へ向け
乗りものニュース
メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km
メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km
レスポンス
新しくもどこか懐かしい? 「愉しむためのBEV、時代が変わる予感」 ヒョンデ・アイオニック5N
新しくもどこか懐かしい? 「愉しむためのBEV、時代が変わる予感」 ヒョンデ・アイオニック5N
AUTOCAR JAPAN
フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメルセデスF1に対し、レッドブル代表は不満「チームのことに時間を費やすべき」
フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメルセデスF1に対し、レッドブル代表は不満「チームのことに時間を費やすべき」
AUTOSPORT web
ポルシェ964型「911」が2億円オーバー!!「シンガー」が手掛けたレストモッドは「911カレラRS 2.7」のオマージュでした
ポルシェ964型「911」が2億円オーバー!!「シンガー」が手掛けたレストモッドは「911カレラRS 2.7」のオマージュでした
Auto Messe Web
ホンダ オデッセイ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
ホンダ オデッセイ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
GAERNE/ガエルネのオフロードブーツ「Gアドベンチャー」がジャペックスから発売!
GAERNE/ガエルネのオフロードブーツ「Gアドベンチャー」がジャペックスから発売!
バイクブロス
アジアン・ル・マン・シリーズの2024/25年カレンダーが発表。3カ国で計6レースを開催へ
アジアン・ル・マン・シリーズの2024/25年カレンダーが発表。3カ国で計6レースを開催へ
AUTOSPORT web
メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得を計画か。マネージメント陣との交渉を示唆
メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得を計画か。マネージメント陣との交渉を示唆
AUTOSPORT web
悪天候のNZ初開催地で地元の英雄ハイムガートナーが初勝利。ブラウンも僚友を撃破/RSC第3戦
悪天候のNZ初開催地で地元の英雄ハイムガートナーが初勝利。ブラウンも僚友を撃破/RSC第3戦
AUTOSPORT web
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.34 お宝発見ツアーIN群馬編 Part3
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.34 お宝発見ツアーIN群馬編 Part3
AutoBild Japan
キジマからレブル 250/S/500(’17~)用の「リーチタイプシート プレーン」が発売!
キジマからレブル 250/S/500(’17~)用の「リーチタイプシート プレーン」が発売!
バイクブロス
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村