早く乗りたいーっ!!! 新型クラウンの生命線「クラウンらしい走り」は継承されるか…期待と懸念

　2022年7月16日に発表された、トヨタ「新型クラウン」。「革新と挑戦」というクラウンのDNAを受け継ぎながらも、これまでのFRから、FFベースの4WDへと、大きく舵を切ることを決断した。トヨタ内部でも、本当にそれ（FFベース4WD）でよいのか、という論議が幾度もされたそうだ。

　ハイリフトかつFFベースとなると、従来型クラウンの素直でシャープなハンドリングといった「走り」はどうなるのか、気になるところ。トヨタの車両性能開発エンジニアが、新型クラウンへ織り込んだ思想や具体的なアイテムを確認しながら、新型クラウンのハンドリング性能について、考察しよう。

Comments

クラウンは代々足回りが固められてきた
それでも後部座席の乗り心地は最高
深夜の都心で走る個人タクシーのクラウン、それに当たるため、後ろに並んでいる人へ順番譲ったな
コロナ前には深夜まで飲み歩いて帰路タクシーをクラウンで締め
これが最高の贅沢

クラウンらしい走りとは、良くも悪くも、自営業や中小企業の社長さんが奥様を乗せて
高級レストランに優雅に乗り付ける、そんな走りですよ。

「いつかはクラウン」の名にふさわしい、エアーベッドのような快適な乗り心地の車です。

そんな伝統の走りや乗り心地が、こんなスーパーＡＷＤのメカゴジラのようなＳＵＶセダンに
継承されている訳がありませんよ。