旧フォルクスワーゲンビートルは当時西ドイツで多くの人が乗っていたのですか？

Answer 1

多くのヒトがタイプ１（ビートルのこと）に乗っていたとは言えますが、例えば戦後のローマやベネツィアのフィアット500/600の様に『どこでも走っている』というほどでもありませんでした。

※戦前は戦争の準備のために部品がストックされ、タイプ1は生産されても国民に渡ったクルマは少数でした。（戦時中はタイプ1の部品を使い、シュビム・ワーゲンやキューベル・ワーゲンという軍用車が作られました。）

※戦後は、戦前からドイツに工場を持っていた米国の自動車メーカーがすぐに現地生産を再開し（ドイツ・フォードとオペル）、またアウトウニオン（現アウディ）やBMW、ツンダップの様にタイプ1より小さいクルマ（バブルカーまたはキャビンスクーター）もあったので、西ドイツ国民にとっては『タイプ1しかなかった』というほどでもありませんでした。
更に、実際のところ。
VW社にタイプ1しか無かった頃、ドイツ最大の自動車メーカーはGM傘下のオペルで2位はアウトウニオンだったので、会社としてそんなに大きく無かった＝ドイツ国土を制覇するほどはクルマが生産出来なかった、ということもありました。

Answer 2

西ドイツだけで無く世界中で多かったと思いますよ。

日本でも今のミニ並みに沢山走ってましたし。

Answer 3

1930あたりから世界中で現在も使用、生産されているのでは。ブラジルでは今も生産してるのでは。