なぜジャガーEタイプは今でも美しい、大人気？

Question

YOUTUBEでEタイプをみて一目惚れしました。
今見ても美しい車ですし全然古臭さを感じません。
初代ビートルや初代911のように古典の美しさが凝縮されたような現代車にはない味わいや趣向がとても感じられる渋い車でした。
よく見ると全体的に丸みがあって空力も良さそうな気がしますし現代の車のほとんどが卵形で丸みがあるデザインなのであの当時からすでにああいう車のデザインをしていたなんて驚きです。
当時はTVドラマや映画でもたくさん観られますが角張った車が全盛の時代ですよね？
内装もまるで戦闘機のような感じで格好良かったです。
Eタイプはマニアには相当根強い人気があって状態のいいものは高値で取引されているとあります。
カーセンサーでは一台も登録がなかったので入手困難なのでしょうか？
ジャガーの伝説の車とも言われてました。
ああいうデザインは当時としては画期的だったのですか？
現代の車には失われた魅力が凝縮されているのでしょうか？

Answer 1

Eタイプは、1960年代がメインのクルマでしたから、
さすがに50年以上前のクルマで、カーセンサーなどに
掲載されるようなクルマでは無いですね。

今のジャガーには、Fタイプがあって、
リアのスタイルなどはEタイプを継承しています。
個人的には、1000万円クラスでは最も格好いいと思います。

で、ジャガーはもともとレース車を製造していました。
それこそ第二次世界大戦後で、モータースポーツは
金持ちの道楽だった時代です。
CタイプもDタイプもレース仕様でしたが、
Eタイプは、スポーツカーとして一般発売もしたわけです。

当然、速く走ることが最優先のクルマでしたから、
流線型であり、乗りやすさなどは一切考慮されていません。
当時としてのスポーツカー＆レーシングカーのスタイルです。

当時のライバルは、フェラーリ250GT、アストンマーチンDB4、
マセラッティ3500GT、メルセデスベンツ300SLといった
高級車であって、その中では比較的安かったEタイプは人気となりました。

そのスタイルは、さらに安いモデルとなって大人気となった
フェアレディZなどに継承されていきます。

今の自動車は安全基準など、スタイルに多くの制限があります。
当時のクルマは速く走ることが最優先だったため，
普遍的な美しさが備わっているのですね。

尚，2年前に6台だけEタイプが復刻されました。
もちろん，一般人が購入できるはずもありませんでしたが。

http://carview.yahoo.co.jp/article/photo/20140812-20102172-carview/

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
Eタイプの影響を受けたと思われる車がその後次々と出てますね。
それだけ衝撃的な車だったのですね。

Answer 2

デザインを中心に簡単にその歴史を・・・
まず、Eタイプの祖先として、あの悲劇の1955年ル・マンの優勝車としても有名なDタイプがあります。そのデザインは、1952年の「アルファ・ロメオ・ディスコ ボランテ スパイダー C52」の影響を強く受けているといわれています。そしてジャガーはその純レーシングカーであるDタイプをほぼそのままロードカー仕様としたXK−SSの販売を始めます。しかし、何台も生産する前に工場が火災に合い、その計画は頓挫してしまいます。その数少ない顧客リストには、（レース狂で有名な）スティーブ・マックィーンの名前もあります。逆に言えば、そのクラスの人にしか手にする事ができないクルマだったともいえると思います。
その後会社を立て直し、販売を開始したのが、そのXK−SSを更にデチューンし扱い易く、外観もよりスマートにし、価格もリーズナブルにしたEタイプです。
当時、同じような成り立ちを持ち、性能も近かったアストン・マーティンの１／３ほどの価格で販売され、大ヒットとなりました。

下の人のいわれる復刻版は「ライト・ウェイト」と呼ばれる総アルミボディのレーシングバージョンで、一般的なEタイプとは区別する必要があると思います。

Answer 3

シリーズ１？それとも２？ 買えるけど３０００万くらいはする。ぼったくり価格だね。それもシリーズ１なら尚更。それ以前に エアコン無いの知ってる？ｗ 盛大に壊れる伝説のＶ１２だがｗ シリーズ１は直６だけどね。

Answer 4

この手の車はカーセンサーなどで探す車ではありません。
とりあえずカーマガジンあたりに掲載あるお店を尋ねて知識を得てください。
ドップリハマりますよ。
アルフィスタの私のような人が今後も増える事を願ってます。

Answer 5

それなりに高いけどちゃんと売ってます。

http://www.widsjapan.com/stock.html

Answer 6

当時のデザイナーは特にイタリア車やイタリアのデザイナーはアメリカを含めて『女性のヒップライン』つまり背中からヒップラインをなぞったラインに成っています又は少々ディホォルメしています。ですから立派なボリュームのあるヒップの女性が多くいる国の車が官能的に感じる訳です、日本車のラインを見ても納得して頂けると思います。