ＶＷは、ドイツ国内ではＥＶを政府による購入時の補助金を出してもらう後押しで、強引な販売を進めてきました。 中国内では、共産党によって日本メーカーよりも優遇した対応で、有利に販売ができました。

Question

ドイツ政府の援助と、中国内の自国メーカー優先政策でによる冷遇で、現在の経営が暗礁に乗り上げています。
日本メーカーは、米国以外では外国政府からはいつも冷水を飲まされている状態で、コツコツと技術を磨きながら、利益を確保して正常に生き延びて来ています。
現在のＶＷやベンツは、ブランド力を落として、活気のない経営状況ですが仕方有りませんかね。

Answer 1

フォルクスワーゲンが閉鎖する工場はドイツ国内3つ、中国1つ、ベルギー1つの計5つです。
特にベルギー工場はアウディEV専用の製造ラインがある最新型工場でしたから、どれだけ欧州でEVが売れていないのかよくわかります。

またフォルクスワーゲンは従業員の3割をリストラして給料を１０%削減する計画があることが労働組合からリークされており、決算も度重なる下方修正で今年は純利益の６０%以上減益される予想とのことです。

見るも悲惨な経営状況だと思いますが、下の人はなんの数字を見て好調と言っているんでしょうね？

Answer 2

VWというか、単純に言えば
ドイツの従業員の保護主義が招いた事態です。
今後は日本と同じく、国内投資を減らして海外投資へ回すでしょうね。
結局は外需に頼るなら従業員の保護をやめなければ無理ということ

Answer 3

欧州は自分たちのブランドが世界制覇できる前提でＥＶシフトを決断しました。ところが中国メーカーが想定以上に強力なのと、欧州メーカーが想定以上に力不足でした。

今、中国メーカーに太刀打ちできてるのは米国テスラしかなく、ＶＷは米国のライバルメーカーに助けを求める始末です。日本メーカーは他人事じゃないです。