青春のクルマ
免許を取り、社会人となって初めて購入した車です。生意気にも新車で購入し、拙い運転技術の私に付き合ってくれ、故障らしい故障もせずに元気に走
2012.8.2
- 総評
- 青春のクルマ
免許を取り、社会人となって初めて購入した車です。生意気にも新車で購入し、拙い運転技術の私に付き合ってくれ、故障らしい故障もせずに元気に走ってくれました。当の私はあちこちと擦りまくってホイールカバーやバンパーはボロボロでしたが…。
中身はカローラ/スプリンターベースで、動力性能は後に追加されたBZツーリング以外は大したことはありませんが、スタイルの良さに惚れて初代インプレッサと迷った挙句、こちらを選びました。今ではあまり見かけない黒/シルバーのツートンカラーが格好よく、ツートンカラーが当時は豊富だったことも魅力でした。趣味のスノーボードに温泉旅行に大活躍で、それほど大きなスペースではありませんが、ハッチバック車より広大なスペースは、やはりワゴン車の強み。冬は毎シーズン、板や道具は積みっぱなしで、次の週末はどこに行こうとワクワクしたものです。走行性能や4WD性能、乗り心地など欠点もありますが、総じて満足した車でした。
- 満足している点
- スタイル。とにかくこれに惚れて買いました。MC前のフロントのデザインのロゴがカッコよく、また、リヤの縦長のテールランプは当時あまり見ないデザインで、斜め後ろから見たデザインはとにかくカッコイイの一言に尽きます。自己満足ですが。
スペース。このクラスの車にしては、実用車のカローラワゴンほどの積載量はありませんが、必要にして十分なスペースがありました。リアシートは最近はあまり見かけなくなったダブルフォールディング式でたたむので、まあまあ底面がフラットになるのもありがたかったです。
運転のしやすさ。視界が広く、免許取立ての下手糞ドライバーだった当時の私には大変ありがたかったです。車の角は良く見え、この辺はベース車からの利点だと思います。デザインの関係上、左斜め後方の視界は今ひとつでしたが。
信頼性と耐久性。ここは流石トヨタ。故障ひとつせず、結構ハードに使いましたが最後まで元気に走ってくれました。
乗り心地。これは、長所でもあり短所にもなりました。ソフトな乗り心地はチョイ乗りにはいいのですが、長距離になるとシートの出来の悪さと相まってキツくなりました。
シートのデザイン。初期型のデザインは当時のムック本にはモネの絵画のようと書かれており(笑)、自分も気に入っていました。いまではああいうデザインのシートは見かけないくらいカラフルで個性的なデザインでした。但しシート自体の出来は…
- 不満な点
- 動力性能。1.8リッターということで、もう少しパワフルなエンジンを期待していたのですが、極めて普通。貧弱ではありませんが、トルクフルでもなく、感動のないエンジン。黙々と(結構うるさかったですが)仕事はしてくれるエンジンでしたが。
燃費。長距離以外のチョイ乗りも多かったせいか、リッターせいぜい8キロから9キロ。重い4WDというのもあるのでしょうが、もう少しあれば…。
足回り。サスがふにゃふにゃで高速でビシッと安定しない。
4WD性能。このあと購入したスバル車とはつくりも思想も全く異なる。雪道で「効いてる」と感じることが少なかったです。FFに毛が生えた程度で、接地感の薄さが不安になるほど。
内装。ベースのカローラとあまり変わらない。このクラスに高級感は求めませんが、チープでデザインも平凡。小物入れも少なく工夫がない。
シートと乗り心地。サポートも甘くて長距離は非常に腰が疲れる。ヤワすぎる乗り心地は長距離は特に疲れがたまりました。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験