２０００年頃にポルシェがワーゲンを敵対的買収を仕掛けてポルシェとワーゲンが戦っていたときがありましたが。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 結局はワーゲンがポルシェを買収しましたが。

Question

よく分からないのですが。
なぜポルシェみたいな小さな会社がワーゲンみたいな大きい会社を買収しょうとしたのですか。

と質問したら。
２０００年頃にライブドアがフジテレビを敵対的買収しょうとしたのと同じ。
という回答がありそうですが。

ですがライブドアは小さな会社なのに無理して資金調達したのがバレて逮捕されたのでは。

それはそれとして。
ポルシェて８０年代には倒産しかけていた会社だと思うのですが。
なぜそんな小さな会社が大きな会社のワーゲンを敵対敵買収などとしようとしたのですか。

余談ですが。
結局はポルシェがワーゲンに買収されてしまったのでは。

Answer 1

元は同じではなかったかな？ワーゲンは、ヒトラーお抱えのポルシェ博士が作った車だったような気がするけど。

会社の規模は小さくても、お金を持っている（あるいは大手銀行などがお金を貸してくれる）場合もあれば、相手企業の株を沢山持っているような場合などもあります。
セブンイレブンは、もとはイトーヨーカ堂の子会社でしたが、会社の規模は親を抜いて大きくなりました。するとヨーカドーの業績が悪く赤字が膨らんでいる時に買収して子も同時に手に入れるということを考える人が出てくる。
ホリエモンのライブドアは、規模の小さいニッポン放送（フジテレビの親会社）の株を大量保有し、自社から役員を送りこんで、会社の決定権を握ることで、さらに親会社からその子会社のフジテレビに役員を送り込むことで規模の大きいフジテレビを押さえて言うことを聞かせ、操縦しよう考えていたのでしょう。

親会社より子会社の方が時価総額が大きいという逆転現象を利用して、親会社の首根っこを押さえて優良な子会社を支配下に置こうとしたわけです。
親を借金漬けにして、その優秀な子どもを強引に養子にもらう約束をさせるようなものかな。

Answer 2

一般の日本人が思ってもみない事。
欧州には相続税が無いと言っても過言ではない・・・・金持ちは世代を超えて金持ちで有り続ける。

欧州の企業は基本的にファミリービジネスであり、分散した株主が居るクルマメーカーはメルセデス・ベンツ位。

ポルシェの親会社のVWグループは持株会社であるポルシェ・オートモービル・ホールディングスの傘下（ポルシェがWVを買収した時はおよそ75％の株式を握っていた）で、
そのポルシェホールディングスはポルシェ家とピエヒ家が所有（議決権の過半数している）。
すなわちポルシェ家とピエヒ家がVWグループを所有している。

BMWはかつてメルセデス・ベンツを所有していたクバント家の所有。

日産はルノーニッサンに首ねっこを押さえられていて、ルノーはフランス政府が大株主でコントロールしている・・・・資本の論理から言うと日産はもはやフランスの会社であり、日本企業ではないという事。

全ては王侯・貴族・大富豪たちの為に経済は有る。
何でも平等と思っているノー天気な日本人には判りませんよ。