シルキュイ・ド・スパ=フランコルシャンのサーキットで、次の2人が13周の本気のレースをしたら、どちらが勝ちますか？ ① マックス・フェルスタッペンが、最新のF1カーに乗ってレース。

Question

② 「普通のオジサン」が、ポルシェ911 GT2 RS（ニュルでラップタイム6分43秒を記録した世界最速車の一つ）に乗ってレース。


◉ただし、「普通のオジサン」は、次のドライビング・テクニックを持っているとします。

・オー・ルージュを時速240kmで通過するテクニックを持ち、強いGにも耐えることができる。
・オー・ルージュの出口の先にある上り坂のケメル・ストレートでは260kmで通過するテクニックがある。
・ブランシモンはヨーロッパのサーキットの中で最も通過速度が高く、オー・ルージュと並んで度胸の試されるコーナーたが、オジサンは270kmで通過するテクニックを持つ。
・ヘアピンコーナーのリバージュ、2連高速コーナーのプーオン 、S字コーナーのレ・ファーニュをギリギリにアタックできるテクニックを持つ。
・ポルシェ911 GT2 RSの性能を極限までいかして運転をするテクニックを持つ。


「普通のオジサン」とは、事務系会社員のメタボな40歳のオジサンです。レース経験は無し。
メタボなため、睡眠時無呼吸症候群と医師から診断されました。
オジサンは、中古で買ったポルシェ（もちろん911 GT2 RSではありません）を所有し、ポルシェには乗り慣れています。


レースのルールは、シルキュイ・ド・スパ=フランコルシャンを13周のレースで、「普通のオジサン」が先にスタートします。
マックス・フェルスタッペンは、オジサンより13分遅れでスタート。
マックス・フェルスタッペンは、一切の手加減なしで、全力でレースをします。
オジサンも全力でアタックします。

補足

911 GT3 RSが、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ（20.8km）のタイムアタックで、6分49秒328を記録しています。 アタックしたのは、911 GT3 RSの開発に深く携わってきたヨルグ・ベルグマイスター（Jorg Bergmeister）です。 この「普通のオジサン」のニュルのベストタイムは、7分12秒135です。 オジサンは猛烈にアタックしました（ベルグマイスターとは別の日に）が、デッティンガーヘーエ（Dottinger Hohe）の長いストレートでは強い向かい風が吹き、路面温度が低いという理想的とは言い難い条件が、ベルグマイスターとのタイム差になりました。 オジサンは、強烈な向かい風もあり、時には突風のためにダウンフォースを少し失う局面もありましたが、このベストタイムです。

Answer 1

・オー・ルージュを時速240kmで通過するテクニックを持ち、強いGにも耐えることができる。
・・ブランシモンはヨーロッパのサーキットの中で最も通過速度が高く、オー・ルージュと並んで度胸の試されるコーナーたが、オジサンは270kmで通過するテクニックを持つ。
いろいろ屁理屈つけたけど、市販車ではダウンフォースもタイヤのグリップも足らないし重心が圧倒的に高いんで、フェルスタッペンでも無理ですよ。
よって考えるまでもなくフェルスタッペンの勝ち。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。