日産はルノーに支配されていたんですか？簡単に言うと何故そうなったんですか？

Answer 1

80年代の海外戦略の失敗のせいで負債が膨らんでいて、倒産を回避するために他社に資本を引き受けてもらう必要があったからです。

トヨタやホンダは、むしろ日産の経営が上手く行かないほうがライバルが減って有り難かったでしょう。

トヨタに関しては、日産に出資するとなると独禁法に抵触するおそれもあったかと思います。

ホンダは当時、ローバーとの資本提携関係にBMWが横槍を入れてきたせいで色々と苦労していて、もう二度と他社とは資本提携しないと心に決めた時期でもありました。最近になって経産省がホンダに日産の支援を依頼したみたいだけど、ホンダは資本提携に踏み込む気はさらさら無く、ソフトウェア&電動関係の技術提携だけに留まってます。

このため、日産の救済は外資に頼るしかありませんでした。当初日産はダイムラーと交渉してたけど、ダイムラーが興味を持ってたのは日産傘下の日産ディーゼルだけだったので決裂し、その後の日産はGMとかにも相談してたみたいだけど、最終的にルノーの出資を仰ぐことになりました。

Answer 2

日産は経営に失敗して大きな負債がありました。
当然倒産してもおかしくない状況のなかで傘下に入るということで出資をしてくれたのがルノーになります。