40年前の日産自動車はピカピカで豊田自動車より遥かに魅力があって上だった。 どうして日産自動車は衰退したのでしょうか？

Question

補足

過去に取引先の高齢の社長さんから聞いた話ですが 今から４０年以上前の日産自動車はトヨタ自動車より個性的で魅力的な車を作り トヨタ自動車より遥かに上だったと言っていました。 その魅力的な自動車を作っていた中心人物は戦後生まれの方々で戦後の何もない時代に必死で自動車産業を引っ張ってきたと言っていました。

Answer 1

日産があったからトヨタは発展したのです。
昔のCB戦争(コロナ対ブルーバード）や、サニーとカローラの販売合戦がありました。CMでも
「プラス100ccの余裕だね」カローラ1100
「隣の車が小さく見えまあ～す」1000から1200になったのサニーと、お互いけなし合っていました。

素人から見ても昭和40年当時は、エンジンは日産の方が上でした。
走ってガラガラ音がするのはトヨタ、日産はシューンと気持ちよく回る。
ミッションもガチャガチャ音がするのはトヨタ、コクコクと気持ちよく入るのは日産。
タダ内装がゴテゴテ豪華でシートも良いのはトヨタ、安っぽいのは日産。
豪華さではトヨタが上でした。ユーザーは豪華さに魅かれたのでしょう。
メーカーの考えも違っていました。
当時の大衆車の事を
日産「大衆車だから何もついていなくて当たり前」
トヨタ「大衆車は大衆の宝」
トヨタもマークⅡあたりから豪華さに拍車がかかって、日産との販売も差がついてきました。
日産もスポーツ路線では180SX、シルビア、R32GTRなどを出してそれなりに受け入れられましたが、しょせん1部の若者相手ですから、

Answer 2

そんな頃、ディーラーが殿様商売していたから。

Answer 3

日産の派閥闘争は 塩路一郎の時代からずっと変わってない感じです
イマサラ感ですねｗ

客からすれば 日産の社員は自分たちの都合だけでモノ造りをしてるようにしか 見えないんですよね
顧客のほうを向いてない

自分らの都合 自分らのラクなように 自分らの派閥のためだけしか仕事してない

「お前らはこの程度でいいんだ」というクルマ造りしか してこなかったでしょ

そりゃ客からもソッポ向かれるし 売れるわけもないわな


不思議でもなんでもなく 自業自得ですわ

Answer 4

通産省(当時)が日本の自動車産業を発展させる上で自動車メーカーが乱立する
のを避けようと、いろんな会社を合併させたり提携させたりしてたのですが
(そんな中バイクで世界一になったホンダが自動車に進出したりしてました)

トヨタ系はダイハツや日野など会社の名前が残ったけれど、トヨタグループ
入りする際に作るのを止めさせられた車種(コンパーノやコンテッサなど)が
たくさんあったのに対して、

日産は合併させられるメーカーが多かった上に、プリンス自動車など会社の
名前はなくなったけど車種の名前は残す、というスタイルで合併しました。
それによって社内で「元○○社の人」という派閥みたいなのが出来ました。

合併前にプリンス自動車の主力商品だった「スカイライン」と、
日産自動車の「フェアレディZ」の開発チームや販売店などが、
同じ会社なのにライバルメーカーのようにお互いを高め合うことで
良いクルマが出来て販売も伸びた時代がちょっとあったりしました。

日産の合併は成功したかに見えたのですが、むしろ社内の派閥の結束を
強めてしまい、日産自動車内でバラバラな動きをするようになりました。
日本の日産本社がアメリカ東海岸で「NISSAN」を展開しているのに、
現地の米国日産は反対側のアメリカ西海岸で「DATSUN」を展開して
しかも成功させているというのが有名な例でしょうか。

そこで労働組合の幹部の人が経営者側と結託して社内をまとめるんですが、
今度は何か決めるのにも必ず組合がOKしないと無理という雰囲気になった
上に、社長は結構変わるのに対して組合の幹部は残ったため、社長や会長
よりも偉い人が社内にいるという状態になってしまい、結果的にこれが
かなり経営に打撃を与えたようです。

基本労働組合の人たちというのは、会社の発展はそっちのけで自分たちの
生活をよくすることだけ主張する傾向にありますから、会社がどうしても
弱っていくのです。近年の日産は車種をずいぶん減らしてますが、
例えば工場の人が「ノート、ティーダ、キューブなどいろいろ作り分けたり
するのは面倒くさい、ノートの作り方だけ覚えてそれだけ作ってれば楽だ」
みたいな意見が通ってしまってるんじゃないか?
つまりは顧客のニーズを軽視して社内の都合ばかり優先してるんじゃないか?
と思ってしまいます。