2014年6月
■2014年6月
光岡自動車は、ミッドサイズセダンの流儀(リューギ)を2014年6月27日に発売した。
流儀は光岡自動車のビュートとガリューの中間に位置するミッドサイズセダンで、トヨタのカローラアクシオをベースにクラシカルなスタイルを付与したもの。光岡のアイデンティティと言える縦型ラジエターグリルに丸型ヘッドランプを配置し、メッキ加工を施した前後バンパー部に厚みを持たせて存在感を主張した。
ラジエターグリル上面に配置されるエンブレムには、光岡の伝統工芸のひとつである七宝焼きを採用し、少量生産の稀少モデルならでのこだわりを示している。
高級感と個性あふれる顔つきの外観デザインを採用するほか、手作りの仕上げるによる希少性を備えるとともに、最新のカローラをベースにするだけに、メカニズム的には安心して気軽に楽しめるクルマに仕上げられている。
車名の流儀の由来は、「いろいろな物事に対するその人なりの、やり方やスタイル」を意味する言葉だ。
ボディタイプは4ドアセダンのみで、外観デザインを変更したことで、ボディの全長はカローラアクシオに比べ150mm伸びて4510mmとされている。
ガソリンエンジンには全車に直列4気筒1500ccエンジンが搭載され、トランスミッションは5速MTと無段変速のCVTが設定されている。駆動方式はFFの2WDと4WDがある。
ハイブリッドモデル車は、直列4気筒の1500ccエンジンに電気エンジンにモーターを組み合わせ、トランスミッションは電気式の無段変速機で、駆動方式はFFのみの設定だ。
ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、ブラックマイカ、ブラッキッシュレッドマイカの4色が設定されている。
ガソリンエンジンのFF車が3グレードされてそれぞれにアイドリングストップ装着車の設定があり、4WD車が3グレード、ハイブリッド車が1グレード設定されている。ハイブリッド車にはシートヒーター付き車もある。