マツダ AZ-1 「ギリギリのバランスの妙 同じミッドシップであるにもかかわらず、ビートとは対極にあるリアルスポーツカー。というより、公道を走れるカートをイメージする方が」のユーザーレビュー

ギリギリのバランスの妙 同じミッドシップであるにもかかわらず、ビートとは対極にあるリアルスポーツカー。というより、公道を走れるカートをイメージする方が

2006.12.28

総評

ギリギリのバランスの妙
同じミッドシップであるにもかかわらず、ビートとは対極にあるリアルスポーツカー。というより、公道を走れるカートをイメージする方が説明しやすい車。ガルウィングが良くも悪くも人目を惹き付けるが、上部が開口部になってるお陰で意外に乗降性は悪くない。日本の車としては珍しく走りのみに振ったパッケージングで、雪道の安定性も非常に高い（LSD装着車の場合）。室内にスペアタイヤがあるが、自分はフロントトランクにネジ止め加工して収納するしていたので、そうすると室内に物置が出来て非常に便利(爆）

満足している点

まず、ターボ加給でパワーの山が2段階あるが、それでもなお9000近くまで使えたエンジン。パワフルであるのに高燃費。純正のままなら足回りの限界も低いので、アクセルのオンオフで楽に姿勢をコントロール出来る、当時の日本の軽自動車としては相当楽しい車。0-50ｍ位なら当時の2000ccターボ車辺りにも負けない走りをした(爆）少なくとも現在の車と比較・対決させてもまったく劣らない。自分は当時新車でオーディオレスで購入したが、あまりの面白さに半年以上ステレオを付けなかった位(^_^;)ブローオフバルブが室内側エンジンリッドのすぐ後ろにあるので、アクセルを離すと「ブシュン！」と聴こえるのも楽しい。カプチーノ・ビートと並ぶ、日本が世界に誇れるマイクロスポーツカー！3台共に個性がハッキリしているので、腕に自信があるなら例え試乗だけだとしても乗っておいて絶対に損は無い。コペンも軽スポーツと括られているようだが、これら3台と比べると明らかにデザイン上の個性や操る楽しさに欠けるところがある。コペンはマイクロSCや軽版TTといった感じ？

不満な点

ケーブルの不具合(リコール？）で交換したにも関わらず、相変らずイマイチ良くならなかったクラッチの感触。明らかにキャパ不足のタイヤ＆ホイールサイズ。純正サイズ前後155-65-13では・・・。エアコンは標準装備だが、グラスルーフを採用しているために夏場は非常に暑い。これはオプションのサンシェードを付けても変わらなかった。内装自体はやはり華奢で質感はない。それと樹脂ボディ外板自体の強度はともかくその塗膜が弱いので、ワックスの掛け過ぎはとにかく禁物。前後サスと155サイズのタイヤのキャパがやや低いので、普通の感覚で普通の車と思ってる人に運転させるべきではないと思う(苦笑）ガルウィングは狭いところで便利だったが、雨の日にドアを開けるとドバっと溜まった雨水が流れ込むのでタオルは必需品だった。あと、高いサイドシルを跨いで低い位置にあるバケットシートに座るため、スカートの女性には大不評だったのが悲しい思い出（＞＿＜）開発時に身長170センチまでの人を想定して設計されたってのを聞いた事があるので、それ以上身長があるか座高が高い人は(自分もそうだった）、シートの座面のスポンジを削らないと頭がルーフに当たるし・・(^_^;)

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験