走る事しか考えてません!
走行距離5万8千kmの中古で買って早6年、毎日のように通勤に、遊びにと使っています。(最低でも一日十キロほど)日常の足として
2008.2.25
- 総評
- 走る事しか考えてません!
走行距離5万8千kmの中古で買って早6年、毎日のように通勤に、遊びにと使っています。(最低でも一日十キロほど)日常の足として充分に使えます。走っていてかなり楽しいです。中古の程度の良いものはかなり高額ですが、事走ることに関しては損は無いと思います。
ただしもともと走る事しか考えて設計されていないためいろいろと不自由です。
最近の背の高いゆったりした快適装備の車に乗っている方には、室内が狭くACとカーステくらいしか装備がないのでよほど走ることが好きでなければお勧めしません。
また古い車なのでカーナビなどの設置を前提にインパネを設計していません。そのため設置場所に困ります。
また意外に任意保険が掛かります。
ただ走ることに関してはとにかく楽しいです。
パワフルなスズキ製のターボエンジン、クイックなステアリング、しっかりとした剛性のクローズドボディ、まるで往年のスーパーカーを小型にした様な個性的なデザインなどです。「ただ安楽を求めて乗る事」を拒否していますが、「ただ走る快楽を求めるて乗る事」だけを求める車です。この車は理屈ではなく、感性で乗る車なのでそれが理解できない人は乗っても辛いだけでしょう。ただ理解できるととても楽しいです。(←おかげで理解されず不人気車で4000台位しか売れなかったともいえます)
結論を言うとAZ-1は今売られている車のつもりでいる人には、「以外に手間とかお金いろいろ掛かり不便も多いので手お出すな!!」かな?
- 満足している点
- 軽なので税金が安いです。
エンジンは標準でレギュラー仕様でハイオクでなくても大丈夫。財布にお金が無く困ったときにも大丈夫です。(ただしレギュラ-ガソリンでもブランド品のガソリンで無いとエンジンがノッキングします)
燃費については私のはマフラーなどが交換されてノーマルと違いますが、通勤時間の半分以上が渋滞込みでも平均11.6km位行きます。高速だと23km以上です。
燃費の割りにパワーのあるエンジンでカタログ上では64psですが、車体が軽く背が低いため速く軽快に走ります。9000回転位まで回るエンジンは、高回転のときかなり良いエンジン音がします。
今の軽自動車と違って内装はあの当時の車としては良いほうで、ほぼフルトリムで意外と鉄板剥き出しではありません。以外に15年まえの車としてはお金が掛かっています。
ハンドリングはよそ見をしていると車線の半部位すぐずれるてしまいます。とてもクイックなハンドリングです。中低速コーナーでは軽量の為コーナリングスピードが速くかなりの横Gが体感できます。
ボディは軽スポーツカーの中で唯一の完全クローズドボディでシャーシの剛性が高いです。
同じエンジンのカプチーノに比べ30kgほど重いのですが、オープン機構を持たずプロペラシャフトも無いAZ-1はその分重量がシャーシの剛性UPなどに使われています。
デザインは今の日本車では考えられないほどペッタンコの車ですが、元来スポーツカーとはそお言うもの!!ただ走る目的のみの機能から設計されています。スーパーカー世代としては最高に格好良い車です。
- 不満な点
- 任意保険が凄まじく高いです。保険料率のランクはもっとも悪い方から2番目。(H7現在)軽自動車の保険額ではありません。
エンジンオイルはターボエンジンの熱の関係ですぐに傷みます。ノーマルのエンジンでもエンジンオイル交換推奨時期の1000kmマイナス位でオイルにスラッジがたまり交換です。推奨時期まで使うとオイルの粘度が落ちピストン内の圧力抜けが起きる事があります。
もともと走る事しか考えて設計されていないため装備が貧弱です。そのため防音材などが薄く(軽量化のため?)MRと言うこともありエンジン音がかなり大きめです。
車高が低いため、室内はかなり狭くまた助手席もせまいです。またトランクはMRのためフロントに有って無きが如しの状態なので荷物は載りません。小さい手荷物なら室内に置けますが大きなものは無理です
シートはバケットタイプでリクライニングしません。助手席はさらにシートスライドすらありません、しかも床に直付けでかなりお尻が痛いです。
現在の車と違い発売されてから15年以上昔の車のため当時ETCやカーナビなどの装備は無く、それを設置すること前提に設計されていないため、インパネ周りはかなり狭く取り付け場所の確保に困ります。(オーディオのスペースは1DINしか有りません)
また古い車なのであっちこっち傷んできて結構修理に費用がかかります。修理の部品の確保に困ることがあります。
タイヤについてはかなり良いタイヤを履くことをお勧めします。私はマツダのデーラーで中古で買ったのですが、整備員に「絶対グリップの良いタイヤを履いてください」と勧められました。実際グリップの無いタイヤを履くと、低速コーナーでも面白い程車が横向きに滑っていきます。また高速では危険で走れません。
ハンドリングは120km/hを超えると軽くなり反応が鈍くなり、160km/h超えるとまた接地感が戻ってきます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験