今さらですが… ロータス99Tは、良いマシンだったのでしょうか？

Question

Answer 1

かなりダメでした。
三栄のGP Car Story「Vol.17 Lotus 99T」を読んだのですが、当時の状況が説明されています。

同じ年に同じホンダエンジンを積んだウィリアムズと比較して出来が悪かった、だけでは無く、相当に不出来だったようです。


アイルトン・セナはシーズン前のテストで99Tをドライブし、ホンダ総監督の桜井さんに「今年のマシンはダメだ」と伝えています。その理由は「アクティブサスペンションが開発途上なだけで無く、空力が悪い。勝つことすら難しい」でした。
セナとホンダが組むのは99Tが初めてでしたが、セナは勝利に必要なエンジンとしてホンダを欲し、ロータスのマネージャーだったピーター・ウォアと共に供給交渉を行い、桜井さんとも信頼関係ができた様子です。

桜井さんはセナに対し秘策として「市街地サーキットなら平均速度が遅く、空力は影響が小さい。モナコとデトロイトで勝て」と伝えたそう。
セナは見事に２勝を挙げましたが、そこまででした。

ちなみにこれらの市街地サーキットで、セナはアクティブサスペンションの設定を走行中に10段階切り替えて走ったそうです。

Answer 2

良いマシンならセナはロータスからマクラーレンに移籍しなかったと思います。