ホンダ バモスホビオ 「２０万キロを走行して」のユーザーレビュー

２０万キロを走行して

2015.12.7

総評

発売から１０数年が経過しましたが、いまだにフルモデルチェンジする気配はありません。
上記欠点を一つ一つ解決していったら、それはそれは素晴らしい車に仕上がることは間違いありません。
これだけ欠点を挙げているものの、買い換える気は全く起こりません。
それだけ良い車です。



この車に関してもっとも残念な事、

それは「ホビオに対するメーカーの姿勢」に尽きるでしょうね。

満足している点

発売から１０年以上経過しますが、軽１ボックスでスタイルは１番です。
エンジンは良く回ります。
２０万㌔を超えても絶好調。
オイル交換をきっちり５０００キロ毎に行っているせいか、今の所エンジンはノートラブルです。

不満な点

細かいことを言えばキリがありません。
１.発売がかなり古いのに売り出し価格は結構高い。私の場合、アルミなし・オーディオレスで支払総額は１８０万円でした。
２.オイル交換が大変(荷室の下にあるため、交換の都度荷物を全部降ろす必要あり)
３.バッテリー交換も大変(ウォッシャータンクの下に付いているので、タンクを外すか、バンパーを外す必要あり)
４.後部スライドドアがパワーウインドウではない。
５.塗装が弱い。スライドドア下部の錆はホビオ・バモス・アクティ共通の欠点。
６.バックドアの締まりが悪い。(傾斜地に停めて閉めようとすると「バホッ」って感じの音がして半ドアになる。)
７.エアコン・ヒーターが効かない。
８.助手席側にドリンクホルダーが無い。
９.メーターパネル内の電球が切れる。
１０.カーナビはビルトインにすると低すぎて見にくい。
１１.防眩式ルームミラーではない。
１２.サンバイザーが安っぽい
１３.後部座席が窮屈(せめてあと１０㎝シートが後ろだったら余裕があったのに)
１４.タイミングベルト交換(１０万㌔毎)に１回６万円ほど費用がかかる。

デザイン

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走行性能

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私が購入したモデルまではターボ付きをチョイスできたのに、排ガス規制の関係で次のモデルでは廃止になりました。
MTならまだしも、ATの場合はターボ付きでないと力不足感があります。
パワステは軽いので、狭い道でもスイスイ行けて扱いやすいです。

乗り心地

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他車との比較ができませんが、標準タイヤはバン用です。
後輪の空気圧設定がかなり高めなのでポコポコ跳ねる感じはあります。
エンジンが荷室の下にあるため音は静かです。
それでも高速時はエンジンが唸りをあげますので五月蝿いです。

積載性

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バモスとホビオの最大の違いが積載性です。
プラス１０５㎜は引っ越しの際等には大活躍してくれました。
娘が東京近辺に住んでおり引っ越しを３回ほど手伝いましたが、駐車スペースが限られ、道が狭い所ではホビオターボの良い点がフルに活かせました。

燃費

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生涯燃費は１２．２キロです。
満タン法にて４１７回計ったデータです。
夏場はおおむねリッター１３キロ前後。冬場は１１キロくらいまで落ちます。
MTにすればリッター１５キロは軽く超えるでしょうが、4WD・オートマ・ターボでこの燃費なら概ね満足です。

価格

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故障経験

パンクを２回経験しました。スペアタイヤが付いているのは大変良いのですが、その脱着には苦労しました。
後部スライドドアのローラーが転がりにくくなり、力の弱い女性や子供にはドアの開閉が難しくなったので両方とも交換しました。１つ６０００円位。
タービンや触媒を包み込む遮熱板は塩カルでボロボロに。
これは交換が大変です。
また、その交換時にタービン交換を強く言われました。
部品代は高いです。タービンの純正品は９万円。触媒は６万円もします。