フィアット のみんなの質問

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アメリカの車について
アメリカには名車はいっぱいあると思うのですが、ワーゲンビートルやフィアット500、ローバーミニのようなコンパクト?な車は無いのでしょうか?
マッスルカーやピック

アップトラックの需要が多い?アメリカではコンパクトカーは出さなかったのでしょうか?
ふと思ったので質問させていただきました。
ご存知の方、ご回答お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

アメリカ、というか世界の産業社会の礎になったフォードのT型(画像)や、GMの原点であるオールズモビールのカーブドダッシュはわずか1500ccの清貧な車でした。

それがGMを中心とする人間の見栄、欲望を巧みに煽るマーケティングによって、アメリカ車は巨大化・肥大化・奇形化の歴史をたどることになるのですが、小さい車の市場がないわけではありませんでした。戦後日産がダットサン・デラックスのデザインの参考にしたクロスレーの他、イギリスのオースチンの駆動系に独自のボディを載せたナッシュ・メトロポリタン、コスト削減のためにトランクの蓋を省略し、荷物は室内からリアシートを倒して入れる方式を採用したカイザー・ヘンリーJなどがありました。ヘンリーJはカイザーの本業が造船だったからか、同業でもある三菱重工が一時期日本で生産したこともあります。

そのナッシュの後身形であるAMC(アメリカン・モーターズ)はランブラー・ブランドの小型車がメインで、デトロイトの大手三社にもコンパクトカーブームを誘発させました。

70年代に入るとフォードがT型の再来と銘打ったピントを発売、クライスラーはイギリスの子会社からプリマス・クリケットを輸入、AMCも大胆なデザインのグレムリンを発売します。GMはシボレー・ノバにいち早くDOHCエンジンを搭載し、AMCの新機軸であるぺーサーは本来ロータリーエンジンを搭載したUFOのようなデザインになるはずでした。これらは日本車の攻勢に対して、デトロイトが政治の力ではなく車そのもので対抗していた証拠でもあります。

しかしこれらの試みはことごとく失敗に終わります。AMCは経営に行き詰まってルノーの傘下に入り、フォードはピントに致命的な欠陥(後ろから追突されると、バンパーを止めているボルトがガソリンタンクを突き破って爆発させる)があったにもかかわらず、会計士にリコールにかかる費用と事故による裁判にかかる費用を算出させたところ、裁判の方が安かったので欠陥を放置したために大事件に。これを機にフォードはデトロイトでの小型車開発を諦め、ヨーロッパの子会社に任せるようになります。

GMもオペルベースの小型車にシフト、クライスラーは倒産の危機に陥ったのを機に子会社を通じて得たフィアットの小型車プラットフォームを基にした車種展開に衣替えしました。こうして80年代のアメリカ車は小型車にシフト、販売の中心も6気筒車やV8から4気筒車に変わります。そしてGMが対日本車の最終兵器と言われたサターン計画を立ち上げます…。


という具合でアメリカ車にも小型車の歴史がちゃんとあります。ただ、今は開発を海外に委託している場合が多く、なにより日本で「アメ車」商売をしている人たちにとって銭の種にならない車であるということですね。

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質問者からのお礼コメント

2017.10.4 06:31

ありがとうございます。

その他の回答 (3件)

  • フォードでka売ってますよ。

    回答の画像
  • あります。

    ナッシュとか。

  • 体格の関係と必要性が無かったので開発が遅れたのと国土が広く石油資源も恵まれたいたので移動は快適に早くを第一に大きくで馬力のある車が多かった、そこに日本車メーカーが目を付け市街地・都市部での近距離移動として安くて経済的なコンパクトカーをセコンドカーとして売り込み成功、フォードやGMなども参入を試みたが技術的な面で日本車にはかなわずOEM生産にしている場合が多いのでは。

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