フィアット のみんなの質問

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ドイツの自動車関係者、イカサマはVWだけではない!

フォルクスワーゲンのスキャンダルは氷山の一角
VW scandal is just the tip of the iceberg
(DW Date 23.09.2015)

Gerd Lottspiepen氏 ドイツ自動車団体(VCD)広報担当にインタビュー

ソフトウェアは前輪を駆動していても自動車が移動していないことを簡単に判別できる。例えばGPSデータなどによってだ。
それ以外の方法でもテスト中かどうか判別する方法はある。

われわれは、この手の試みが行われているのではないかと何年も前から疑念をもっていた。そしてついに米国が証拠を掴んだのだ。

炭素や毒性物質の排出は確かに規制値より低い、燃費もだ。しかしそれらは現実の状況を反映してはいない。

Q:それが氷山の一角であると断言できる理由は?

われわれは他の製造業者も同様の技術を使い続けてきたと認識している。

製造業者が提示する燃費データは著しく改善されている。しかし、その数値は紙の上の話であって現実とはギャップがある。
なぜなら、テストでイカサマをする手段が存在しているからだ。

Q: あなた方には証拠がありますか?技術者はどう発言しているのですか?

欧州と米国ではテスト・モードが存在するのは違法行為であるという認識は一致している。しかし残念ながら、米国と違うのは欧州ではメーカーの立場の方が(規制当局より)有利*であるということだ。

*日本も同様だが「そんな規制をすると自動車の価格が上昇して売れなくなる」と主張すると役所が折れてしまう。

オフレコではあるが、技術者はよく「他社がやってるなら、われわれもやらなければ(Well, the others are doing it, so we have to as well.)」というようなことを言っている。
つまりソフトウェアにテスト・モードが存在するのは公然の秘密なのだ。

Q: あなたが主張する証拠を確定するのはどうすればよいのか?

立証するためには再試験をすればよい。われわれは、環境保護団体(Deutsche Umwelthilfe) と一緒に走行試験をしたことがあるが、すごく金がかかる。

さらなる決定的証拠を得るためには、より大規模な一連の試験の実施が必要だ。米国でも大規模な試験を実施して疑惑を確認できた。
だからVWは汚染物質の排出量を捏造していると認めたのだ。

Q:ディーゼルの除去装置(filters)だけでは、毒性物質を低減できないとなると危険なのでは?

窒素酸化物については手立てがない、その毒性は呼吸器に炎症をおこし人体に打撃を与える。近年、都市部の大気環境が改善されたとドイツ当局は認知しているが、それは自動車の(製造業者の主張する)技術進歩の速度とは一致していない。

大気汚染はいまだ深刻な問題だ。

Q: 欧州の都市にはどんな影響が?

EUでは、新型車両の排出制限は大気の浄化のためと位置づけられている。われわれは、ディーゼル車に新規の規制をかければ、窒素酸化物の問題を軽減できると考えているだろう。ところが今では - 先週末からの話ではなくて - 窒素酸化物の実際の排出量は増えているという複数の報告が存在し、公式にも認定されている。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12144130182

これは、多くの都市にとって大問題だ。このままでは大気汚染の環境基準を守ることは不可能だ。そして、その問題はいま解明されつつある。

自動車メーカーは、最近になって米国でイカサマをしていただけではなく、欧州でもやっていると言えるだろう。だからVWのスキャンダルは氷山の一角なのだ。
Automakers have not only been cheating in the USA in recent weeks and months but it can be assumed that they cheat in Europe. And that's why the VW scandal is just the tip of the iceberg.

*投資家はディーゼルに見切りをつけた?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11150677871

Q: 捜査の開始は米国だったが、同様のことが欧州でもこれから発生するのか?

私は責任者を召還して説明させるべき、と考えていますが無理でしょう。ドイツでは、自動車業界と政府は癒着(a strong relationship)している。

以下省略
--------

乗用車用ディーゼルの開発を放棄した日本の自動車メーカーは、ディーゼルの供給を欧州から受けている。
--------
欧州向けトヨタ車、BMW製エンジン初搭載…提携の最初の成果
(Response 2013年12月3日)

トヨタとBMWグループの提携の内容は、トヨタモーターヨーロッパが2014年から、欧州市場向けに販売予定のトヨタ車に搭載する排気量1.6及び2.0リットルのディーゼルエンジンを、BMWから供給してもらうというもの。

トヨタモーターヨーロッパは、「BMWからディーゼルエンジンの供給を受けることで、燃費性能に優れ、CO2排出量の少ないディーゼルエンジン搭載車のラインナップの充実、販売拡大・強化を図る」と説明していた。
--------

スズキはフィアット、日産はルノーのディーゼルを搭載しているが、日本のメーカーは大丈夫?

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ベストアンサーに選ばれた回答

スズキはアメリカでは販売していない。
規制をクリアできないのを知っているから日本ではディーゼル車の販売がない。
無理はしてはいけないって事だね。

質問者からのお礼コメント

2015.9.30 16:51

無理な米国への輸出をしなかったマツダなど正解でしたね。

今後は中国の動向が気になるところです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10150891715

みなさま、ありがとうございました。

その他の回答 (4件)

  • 欧米メディアではハンドル操作とアクセル操作の組み合わせで検知する
    仕組みになってた、て報道されてます。
    走行パターンの学習で燃料噴射のタイミングと噴射パターンを変えたのでしょう
    簡単に言えばパワーモードとノーマルモードを自動で切り替えていたのでしょう
    学習で変則タイミングを変える事はBMWでも良く行われている事です
    今の車は全てECUが燃焼状態を常に監視していますから造作ない事です
    同じパターンがあるので最初のパターンで検出できれば、2回目以降は
    DPF再生等を抑制してガス濃度を下げるロジックを入れていたのだと思います。
    日本メーカーも同じことやっている、と報道されてます。

  • ディーゼルエンジンの排ガスをキレイニすることは難しいのですね。

  • 日本の検査方法では一発でばれるレベルの不正だそうです。
    だから日本市場に投入できなかったんですよ。

  • 日本だけが侵略したワケではない!
    西洋諸国こそ帝国主義国家だった!

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