欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ（FCA）とフランス大手ルノーが包括的な提携に向けた交渉を進めていることが25日明らかになった。英紙フィナンシャル・タイムズ（FT）電子版が報じた。

Question

FCAが将来的に、ルノーと日産自動車、三菱自動車の企業連合に加わるとの指摘も関係者から出ている。仮に加われば、世界販売台数は計1500万台（2018年）を超え、同年約1083万台の最大手ドイツ・フォルクスワーゲン（VW）を大きく上回る自動車グループが誕生する可能性がある。

FTによると、車台や生産拠点の共有化などが案として浮上していると言うニュースがありますが皆さんはどう思われますか？

Answer 1

ＦＣＡ フィアットにしろクライスラーにしろ
ＥＶの技術がないから
ルノー経由で日産ＥＶや三菱のＰＨＥＶを作りたいってとこじゃない。
技術的には進んでないのがＦＣＡですから
三菱は以前クライスラーの下請けで下にいて何の得もなかったから
合弁はないでしょう。

フランス政府が世界ＮＯ１の自動車企業になりたいから
合弁っていうけど、簡単ではないでしょう。

Answer 2

FCAはPSA(プジョー・シトロエン）とも商用車などで一部提携してるんですね。
この関係は2024年まで継続されると言われてます。
これに更にルノーが加わる。
PSAはすでにオペルを傘下に収めてます。
FCAとルノーが提携すると強大な連合が出来上がりますね。

FCA傘下だけでもフィアット、アルファロメオ、ランチア、マセラッティ、アバルト、クライスラー、ダッチ、Jeepがあります。
独立したとは言えいまだにフェラーリの大株主で影響下にあります。

多分提携レベルでしょうけどもし経営統合とかなれば超巨大な自動車企業グループが出来上がります。

FCAの登記上の本社はすでにイタリアでなくオランダにあるんですね。
ますます国籍と言うのがわかりにくくなりますね。
クライスラー・イプシロンなんてランチアとしてイタリアで設計されてポーランドで製造されるアメリカンブランドの車ですしねぇ。（しかもアメリカ本国では売られてない）

Answer 3

グローバルのメジャーとしてはスケールメリットを求めるのは
当然だと思います。
ルノーとFCAの統合は、当然VWが対抗措置に動くでしょう。
日産やミツビシのマイナー企業はとりあえず関係ない。
VWが新たな企業買収を行うのは当然にしても
ルノーとFCAが統合されればVWには非常に重いでしょう。
中国マネーの参加や非自動車産業の参画など、業界は
再編に動くかもね。
トヨタは北米投資が空振りになる可能性があり、さらに苦しいでしょうね。

Answer 4

業績の悪い会社同士でくっついて販売台数だけ世界一にしたところで共倒れするだけだと思います。

ルノーは日産より従業員が多い割に日産の売り上げの半分にも満たない・・業績が悪化しているのに自社にテコ入れしない（できない）会社です。

FCAは今年の3月期決算は純利益が前年同期の5割減で販売台数も激減、今年の1月に排ガス試験の不正ソフトウエアの裁判で500億の支払いを命じられたばかりです。

会社は組織が大きくなればなるほど決済が遅くなり動きが鈍ります。
対等な関係でどちらかが業績が良ければまだいいのですが・・両社とも業績が悪ければ意見が合わず、揉め事が多くなるだけです。
生産拠点の共有化？は車の販売が好調であればメリットになりますが、販売実績が悪化している状態で共有化してもあまり意味がありません。

ルノーもFCAもその国の環境に合った「売れる車」を作ればいいだけの話ですが、車のデザインや性能より、会社の規模拡大や売り上げが低迷しいている状況で利益率改善しか興味がないのかもしれません。

ルノーは「会社の肥満状態」を作るのが好きなようです。

ルノーが必要なのは自動車会社との提携や吸収ではなく、自社の経営のテコ入れと業界外の企業との提携でデザイン性のアップや、マーケティング力の強化、技術の向上で、IT企業と合併吸収されるべきです。
株式配当金ばかり当てにしてる日産株も早々手放した方がいいと思います。

Answer 5

もともとクライスラーはルノーとも三菱自とも関係あったしね。弱者連合としか思えない。