フィアット車に詳しい方に質問です。関係者の方、大歓迎です。 フィアット500Popとフィアットパンダは同じエンジン（ツインエアー）なのに、なんであんなにカタログ上の燃費が違うのでしょう

Question

か。パンダの方が少し重いですが、あまりにも燃費が違いすぎると重います。ちなみに500がリッター24.0kmでパンダが18.0kmです。何か理由があるのでしょうか？

補足

誤解されている方もいらっしゃるので補足します。500も新型パンダも同じエンジンです。（まあ、500にはもう一つ違うエンジンがありますが、今回の質問には関係ありません。） 両方とも同じエンジンで、カタログ上では同じ出力で変速比も全く同じです。

Answer 1

パンダの方が車両が重いためとデュアロジックの変速パターンが変更された為です。
５００ではエコモードではノッキングぎりぎりの領域を使うような仕様になってましたが、パンダはそれより高回転まできっちり引張りシフトするパターンになってます。
これはやはり車重が重いためと、使い勝手が悪いための変更だと思われます。
５００のツインエアにエコモードで試乗してみるとわかりますよ。
自分は苦しそうなあの感じが二気筒らしくて結構好きなのですけどね。
マニュアルモードを使ってこの領域を使いこなせば多分燃費は５００に近い値まで向上するでしょうが、それにはドライバーの腕が必要となります。

多分、パンダと５００の性格つけの違いでしょう。
特別な車である５００と、庶民の足であるパンダ。これがそのままシフトパターンに現れているのだと思います。
燃費より実用重視に振ったという事なのでしょう。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。納得できました。

Answer 2

＞パンダの方が少し重いですが、
あまりにも燃費が違いすぎると重います

カタログは日本のカタログですよね
燃費の測定方式が、日本のＪＣ０８モード測定だから
トルクが、低速から出る車は
アクセルの踏み込む量が少なくなり、計測上燃費が良くなります

エンジン型式312A2
最大トルク14.8kg・m(145N・m)/1900rpm
種類直列2気筒8バルブICターボ
総排気量875cc
車両重量1050kg

エンジン型式169A4
最大トルク10.4kg・m(102N・m)/3000rpm
種類直列4気筒SOHC8バルブ
総排気量1240cc
車両重量1030kg

ターボ車は２０００回転で・トルクが１４ｋｇ発生
ＮＡ車は２０００回転で・トルクが９、３ｋｇぐらいではないでしょうか
エンジンのトルクが大きいほど、アクセルの開度は少なくなります

＊カタログに記載のJC08モードは、仕切られた部屋の中でテストローラー上で測り
＊エアコン、ライト、ワイパー、パワステなどの電気関係は使用しない状態で
（エンジン負荷になるものは1つも作動させません）
＊テストローラー上のテストなので、走行風の空気抵抗は無いです
＊テストローラー上のテストなので、坂道、曲がりなどもありません
＊運転は、専属燃費ドライバーが計測測定、初心者ではありません
＊テスト部屋の中は約２５度±、一定で、春夏秋冬の季節による変化は無し


ＪＣ０８モード燃費を、1部記載を抜粋
１番目.アイドリング状態から50km/hまで加速する (18秒かけて加速)
６番目.40km/hから60km/hまで加速 (16秒かけて加速)
１２番目.50km/hから70km/hまで加速 (22秒かけて加速)

上記のような加速を、時間どうりにゆっくりアクセル操作、部屋のローラー上で計測
上記のような加速では、エアコンをかけて走ればまず国道の渋滞になります



お乗りの車の、普段の普通の走行では
エンジンのかけ始めは
冬、自動チョークも始動時使用（冬場濃い燃料で燃費悪し）
長時間の渋滞、エアコン、オーディオも聞きます
信号機ごとの停車、加速、を繰り返し、坂道の登り、下り
高速も１００ｋｍ/ｈ＋αで走る（空気抵抗もあり、合流加速も必要）
外気温（春夏秋冬の季節）による変化もエンジンには重要
初心者・ベテラン・などの人々がさまざまな運転しますので
普段（いつも）の走行とは、車の使用状況がまるで違うと思いますよ

Answer 3

最初に書いた回答に明らかな間違いが有ったので書き直します

フィアット５００ツインエアポップ
http://www.fiat-auto.co.jp/500pop/#specification
ＡＴ変速比＝①4.100－②2.158－③1.345－④0.974－⑤0.766ｘ最終3.867
エンジン出力＝６３ｋｗ（５７ｋｗ）/５５００ｒｐｍ（５５００ｒｐｍ）
エンジントルク＝１４５Ｎｍ（１００Ｎｍ）/１９００ｒｐｍ（２０００ｒｐｍ）
圧縮比＝１０．０
燃料タンク容量＝３５Ｌ
車両重量＝１０１０ｋｇ
ＪＣ０８モード燃費＝２４．０ｋｍ/Ｌ（ＣＯ２排出量１２６ｇ/ｋｍ）

ファアットパンダ
http://www.fiat-auto.co.jp/panda/#specification
ＡＴ変速比＝①4.100－②2.158－③1.345－④0.974－⑤0.766ｘ最終3.867
エンジン出力＝６３ｋｗ（５７ｋｗ）/５５００ｒｐｍ（５５００ｒｐｍ）
エンジントルク＝１４５Ｎｍ（１００Ｎｍ）/１９００ｒｐｍ（２０００ｒｐｍ）
圧縮比＝１０．０
燃料タンク容量＝３７Ｌ
車両重量＝１０７０ｋｇ
ＪＣ０８モード燃費＝１８．４ｋｇ-ｍ（ＣＯ２排出量１２６ｇ/ｋｍ）
．．．
ごめんなさい、ｇｏｏ新車カタログを参照にしたのですが．．．
今、見直すと「変速比の差」は無いですね（何かと間違えたのかな？）

ＪＣ０８モード燃費は「車両重量」によって実は負荷が違うのですが．．．
５００もパンダも同じ試験重量の差の中にあるので、この部分での差は無い？
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokubetten/saibet_042_00.pdf
＊車重９６６ｋｇ～１０８０ｋｇまでは同一グループ
燃費測定りの際の負荷は同じはず、からタイヤサイズでそんなに違うか？．．．


★★★あっと！見つけました！
フィアット公式ＨＰの諸元表の燃費の項目に、パンダの方にのみ
＊＊外国自動車試験機関（ＵＴＡＣ）による測定値
との「但し書き」が存在しています！

ここからは資料が無い（ネット上に「らしいＰＤＦ」が有ったが閲覧出来なかった！）
ですので憶測になりますが．．．
パンダの燃費数値は『ＥＵ域内向け？の燃費数値を日本的なｋｍ/Ｌに変換』
した数値では？．．．
ＥＵ向け（ＵＳＡも同様だが）は燃費測定モードが３種類あり
①平均速度が低い「市街地モード」
②平均速度が高い「高速道路モード」
③両方を掛け合わせた「複合モード」
で、車体の寸法を見ると
５００＝全幅１６２５ｍｍｘ車高１５１５ｍｍ
パンダ＝全幅１６４５ｍｍｘ車高１５５０ｍｍ
車体のデザイン的にもパンダも方が空気抵抗係数は多分高め？な上に
前面投射面積も大きく、実際の空気抵抗は５００よりは「確実に高いはず」
とすると高速モードでの燃費面では確実に不利．．．

多分．．．ですよ！、そんな事情がある．．．と思います。

パンダ・イージーに関しては日本で測定したＪＣ０８モード燃費では「無く」
ご当地の燃費測定の数値をＪＣ０８モード相当に置き換えた数値．．．
だから差が出ている．．．かと思います。
一般的な傾向として欧州燃費測定モードや北米燃費測定モードの数値は
日本の燃費測定モードよりも低めの数値を示します。
プリウスでも欧州/北米での燃費表記は日本よりも１０ｋｍ/Ｌ近く低いですから。

５００とパンダは「公平に同じテストを受けた数字では無い」から．．．
が理由かと思います．．．あくまでも予想ですが．．．

★★英国フィアットのＨＰで調べてみました
http://www.fiat.co.uk/uk/showroom

＊）５００ツインエア
ＣＯ２排出量＝９２
複合燃費数値＝７０．６（４．０）Ｌ/１００ｋｍ

＊）パンダ・ツインエア
ＣＯ２排出量＝９９
複合燃費数値＝６７．３（４．２）Ｌ/１００ｋｍ

日本での「ＪＣ０８モード燃費表記」程には差は出てないですね！
ですので、推測通りに５００は日本で実際にＪＣ０８モードで測定した数値
パンダは．．．多分？５００程には売れない？から輸入車特例？を使い
生産地等の数値をＪＣ０８モード数値に「置き換えて」表記した．．．
．．．その差．．．だと思われます。

本来ならば、燃費想定モード走行ではそれ程の差は出ない車、と思います。