ダイハツ テリオスキッド 「９年も前にデビューした軽自動車を、なぜ今...」のユーザーレビュー

９年も前にデビューした軽自動車を、なぜ今...

2007.4.28

総評

９年も前にデビューした軽自動車を、なぜ今選ぶ必要があるか。それはある意味、消去法ではないでしょうか。
軽自動車というワクの中で、クロカン（ＳＵＶ）が欲しいと思えば、選択肢はジムニー、パジェロミニ、そしてこのテリオスキッドの３車種のみ。どれも基本設計が古く、現在の軽の水準で走りやユーティリティを語れるはずがありません。
そんな中で、ある程度ファーストカーとしての実用性を求めると、４枚ドアで乗り心地も荒くは無く、ささやかながら昨年マイナーチェンジも受けてリフレッシュしたこのクルマを選ぶ、というのもアリかなと思います。
クロカン（ＳＵＶ）なのに、なぜエアロパーツ？なぜローダウンサス？と矛盾を感じながらも、あまり林道にも行かなくなってフツーに使っている今、満足度はそこそこ高いです。

満足している点

軽なのにビンボー臭くない点。車体は大きく見えるし、ヒップポイントが高く、となりのクルマを見下ろせるのも気分がいいです。
前車の初代ＲＡＶ４より車内が静かなのにもビックリ。高速でもあまり気になりません。
シートも軽にしては大きめで、登録車のテリオスと基本的には同一設計のためか、全体がしっかり作られている気がします。
装備もこのグレードだとかなり充実していて、エアバッグはもちろん、ABSやCD/MD、カードキーまで標準です。
タイヤサイズも大きく、車重もあるので、他車と乗り比べても軽らしくない軽です。（ただし燃費も軽らしくない・・後述）

不満な点

横幅が狭く背が高いのでコーナリングは苦手、素早い切返しでは倒れそうに感じることも（まず倒れることは無いと思いますが）。
それと、とにかく燃費が悪いこと（街中で８km/l、高速で９km/l）。
細かい点では、ラゲッジが狭い、小物入れが少ない、後席ヘッドレストが後方視界をさえぎる、スペアタイヤがアルミホイールではなく鉄ホイール、等々。
また、小排気量のターボ車は初めてなので、
１．１トンもある車重のため、出足は少しモタモタする
２．そこでアクセルをガバッと踏む
３．ワンテンポ遅れてターボが効き始め、急加速
４．予想外に速くてあわててスロットルオフ
５．するとエンジンブレーキが効き過ぎ、予想以上に減速・・・と、
慣れるまではギクシャクしがちで、スロットル操作が難しいと感じました。（これも燃費悪化の原因のひとつ？）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験