2020年9月
■2020年9月
ダイハツは、小型商用車「グランマックスカーゴ」を2020年6月22日に発表、同年9月4日より発売する。
グランマックスカーゴはダイハツのインドネシア工場で生産され、日本に輸出されるワンボックスバン。トヨタブランドでは「タウンエースバン」としておなじみだが、ダイハツブランドでは今回が初設定となる。
ボディサイズは全長4065㎜×全幅1665㎜×全高1930㎜、ホイールベース2650㎜。機動力にすぐれるボディサイズ、最小回転半径4.9m(4WDは5.3m)の取り回し性を特徴とし、床面地上高620㎜の低床フロア、開口部の大きなバックドア、開口幅790㎜の両側スライドドアによる積載性のしやすさ、使い勝手のよさをアピールポイントとしている。
最大積載量は軽商用車を上まわる750kg(4WDは700kg)。5名乗車時でも500kgを確保する。最大荷室長は2045㎜(2名乗車時)を実現し、スクエアな荷室空間とすることで効率的な積載が可能となっている。
パワーユニットは新開発の2NR-VE型1.5リッター4気筒エンジンを搭載。最高出力71kW(97ps)、最大トルク134Nmを発生し、可変バルブタイミング機構「デュアルDVVT」によりすぐれた経済性とトルクフルな走りを実現したという。グレードは「GL」のみ。トランスミッションは2WD、4WDともに5速MTと4速ATを設定する。
新開発のステレオカメラを搭載した予防安全装備「スマートアシスト」を標準装備。搭載夜間の歩行者にも対応する衝突回避支援ブレーキ機能、ペダルの踏み間違いによる急発進の抑制機能(AT車)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなどにより、安全・安心がサポートされる。そのほか、VSC&TRC、LEDヘッドランプ、エマージェンシーストップシグナルも装備されている。