BMW MINI の 1世代前の クライスラーとの合弁エンジン搭載車のエンジンは、 BMWというエンジン屋のエンジンとしては、どうでしょうか？ 悪くても、トヨタ ヴィッツ、BB、日産ティーダなどの、国産の大衆車向けの

Question

エンジンに比べてたら、全然官能的なエンジンですよね？

Answer 1

「ペンタゴンユニット」のことですよね。

うーん。 BMWの鼻の脂が効いてるので、国産小型車のそれと比べれば、かなり良いと思いますが、官能的かと言われると、単体で考えると評価が分かれそうですね。 私は結構がさつに感じました。

まずSOHCだというところに、BMWらしさが無い。 ローバー買収→失敗→MINIだけ残すが低予算だった、という経緯から、BMW社で独自に小排気量FF用エンジンを開発する余裕がなく、クライスラーに頼んだ、ということらしいです。 クライスラーが優れているというよりは、単に開発コストが安そうだったことと、北米生産拠点云々を考えるBMWにとっては、エンジンより業務提携の足がかりが主だったのかもしれません。

実際、ボディデザインや各種機構も、ローバー社の設計などを引き継いで製品化したらしいので、あまりエンジンに拘らないイギリス気質が露呈したのかもしれません。 そういったネガを払拭したくて、BMWは現行にFMCする際、デザインを除いて刷新したとこか。 エンジン、AT（CVT→トルコン）、パワステ云々。 先代でだいぶ稼げたので、予算に余裕が生まれたのでしょう。

お陰で現行は洗練されたと思います。 CooperSもターボ化が成功してますよね。 ただ直4だし、それほど高回転型でもないため、官能性はエンジン単体ではなく、クルマ全体の走りで評価されるべきだと思います。