フィアット×クライスラー

Question

とうとう破綻しました。今後はフィアットと共に再建するようです。となるとパンダやプント、５００など
フィアット製の小型車をアメリカでノックダウン生産するようですか？どうせなら関係の深い三菱や
ヒュンダイの方が、いいような気もしますけど。

http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200905010049.html

Answer 1

クライスラーがジープを買って傘下に収める前後、ジープを持っていた母体のアメリカンモータースはルノーと提携して当時のルノー車をアメリカで生産化していました。

小型車メインのルノーなので大型車は無く、当時の大きめのセダンをベースにフランス市場などではあまり考えられない大型エンジンを搭載したり、既存の車台などから流用したりしてつくったアメリカ市場専用セダンなどがありましたが、商業的には失敗しています。一部のルノー流用車種はクライスラー傘下になってからもごく短い期間だけ製造販売されていました。

これを考えると、やはりフィアットの車種でアメリカでも通じる大きいサイズの車は無いので、いまの時代は大きめの車は求めていないのですが、それでもアメリカで知名度を得るためには今手持ちの中で大きめの車種を選んでアメリカ向けに開発することも考えられるでしょう。
アメリカ市場でも迎えられるような大きめの車種が無い小型車中心のスズキは何とか韓国製ミドルクラスセダン（OEMは終了）とか米国日産製ピックアップを導入してアメリカのサイズに合わせようとはしていますが、なかなか知名度は上がりませんね。

三菱車をクライスラー、プリマスそしてダッジ、既に消滅したアメリカンモータースの末裔ブランドのイーグルなどのブランドで長年かなり販売しました。ダッジブランドで販売されるヒュンダイ車もメキシコ市場で存在します。

Answer 2

北米市場に持って行くとすれば
メインは５００でしょうね。
あとはブラーボ辺りかな？
パンダ辺りは無理だと思います。

後はアルファロメオ…。

そして多分アメリカでもファンの多いブランドである
「アバルト」
これだと思います。
あちらでは「エイバース」って呼ばれるアバルトですが
いまだに愛好者が多いのがアメリカですから。

Answer 3

フィアットはフィアットブランドだけではなく、傘下にフェラーリもアルファロメオもマセラティ、ランチャ等がありますからね。
フェラーリ・マセラティなどのプレミアムブランドはないとして、アメリカの顧客の傾向等や利益率などを考えれば、おそらくアメリカでの生産の主力になるのはアルファロメオだと思いますよ。

今のクライスラーが必要としているのは単なる小型車の技術に関する提携ではありません。(その程度で改善できる段階はとうに過ぎてますしね。）
三菱自動車や現代自動車ではクライスラーに救いの手をさしのべるほどの余力はないでしょう。自分の会社の現状打破で手一杯のはずです。