キャデラックとジャガーはどちらが車のブランドとしての格がありますか？

Answer 1

現代売られているクルマ自体の『良し悪し』でなく、純粋に『ブランドの格』の話でいいですね？
っとすると。

※キャデラックは、かつてメルセデスが目標とし、フレデリック・ヘンリー・ロイス（ロールス・ロイスの『ロイス』さん）が製造技術をパクったりした、当時の世界の自動車産業で『飛びぬけた高級車メーカー』でした。
キャデラックの創始者ヘンリー・リーランドは、世の中の『大量生産』『品質の均等化と不良率の低減』という技術的偉業を成し遂げたエンジニアとして、自動車史だけでなく機械産業史に広くその名を留める偉人です。（ヘンリー・フォードがT型フォードを大量生産出来たのも、リーランドの助けがあったからです。またエンツォ・フェラーリが12気筒に固執したのは、渡米時にリーランドの12気筒車に乗り、そのあまりに滑らかに力強く回るエンジンのフィーリングが忘れられなかったから、とも言われています。）

※対するジャガーは、フェラーリなどと並び戦後活動が本格化した『歴史の浅い新参者』です。
歴史を重んじる英国市場で高級車メーカーとしてのイメージを確立するため、ジャガーはディムラー社を買収し、最上級グレードにその名前を使ったほど、『伝統』を欲していました。（独ダイムラー社＝現在のメルセデス・ベンツ社のエンジンを英国でライセンス生産するために19世紀末に設立された、英国で最初にクルマを製造した伝統ある会社がディムラー社です。独ダイムラー社と区別するため、日本語では英語読みの『ディムラー』と表記します。）
ジャガーが英国紳士のクルマとか、自動車史を知らな過ぎにもほどがあります。英国紳士は本来、ロールスやベントレーに乗り、もう少し大衆寄りの層はラゴンダやアルヴィス、ウーズレー、ライレーに乗ります。さらに言うと、大衆はオースチンやモーリスに乗りました。
そこにはアストンマーチンもジャガーも出てきません。どちらも歴史が浅い『新参者』だからです。（アストンもジャガー同様『伝統』を必要とし、名門ラゴンダを買収して高級セダンの名前にしました。どうでもいいことですが、アガサ・クリスティの推理小説『エルキュール・ポアロ』のアシスタント、へイスティングスの愛車がラゴンダです。あの小説は1920～30年代の英国が舞台なので、『いいとこのおぼっちゃん』ヘイスティングスが乗り回すクルマとして、ちょうどよい『格』です。）

・・・っというワケで、ブランドの格としては、キャデラックとジャガーは文字通り『段違い』です。

尚・・・戦後間もない頃の日本でも、最上の高級車はメルセデスでなくキャデラックだった時代があります。
戦前にはメルセデスはロールスに匹敵する高級車で、ロールスに代わり天皇の御料車になったぐらいですが、なにしろドイツは大戦で負けて日本以上に国家が崩壊し、メルセデスなんてどうなるか判らない時代でしたからね。

『ホンモノの高級車』に興味があるヒトは、学生時代に自動車部だった様な連中が書く自動車雑誌を読むだけでなく、年寄りが書いたものを読み、話をよく聞きましょう。

Answer 2

キャデラックはアメリカ人しか乗らない高級ポンコツ車です^^
ジャガーは世界中に認められた高級車です。

Answer 3

圧倒的にジャガーでしょ^^
キャデラックが上という人は車音痴かアメ車好きくらいです。

Answer 4

どっちもどっちかと。

Answer 5

キャデラックは、アメ車でしょう
ジャガーは、英国車で 紳士の車 英国では、メルセデスよりジャガーと言われてます。 ＢＭＷよりも故障しまくる車ですが 紳士の車として好まれるようです。
欧州でアメ車は、軽滅的に人気など無いです。
アメリカと日本位が キャデラックってスゲーと思って言うのでは？

Answer 6

そりゃ、キャデラックでしょう。成功してキャディに乗るのが米国人のステイタスです。

ジャガーは好事家が乗るポンコツ車ですね。