94年型キャデラック・フリートウッド・ブロアムの燃圧について。ガソリンタンク付近からウィーンウィーンと唸るような音がするとすう事で、燃料ポンプの寿命が近いのではないかと回答いただきました。

Question

そこで、エアコンのコントロールパネルで水温、エンジン回転数、トラブルコードとかみれるのですが、燃圧まではみれないのでしょうか？詳しい方々、よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

残念ですが燃圧は見れませんね。それに予兆が出るので必要性も薄いかと思います。

燃圧測定はデイストリビューションレールに付いているシュレーダーバルブへブルドン管計器の専用工具を取り付けて測定します（インジェクターの繋がる燃料パイプ/ディストリビューションパイプが有ります、そのパイプに付随してプラスチックの盲栓が有り、時計逆回しで外すとタイヤの空気入れの様な栓が出ます。そこがシュレーダー弁です）。

ウイーン音は燃料ポンプの場合も有りますが、ラバーマウントの硬化や破断～他の整備でのポンプやインシュレーター～ブラケット、燃ホース等の脱着作業時に捩じって付けたとか要因は色々なので決めつけるのは銭の無駄です。燃料ポンプの寿命は高負荷時の供給不足として現れる場合が多いです.....例えばD1で全開加速を行い最高出力点維持の3～5秒くらいから失速感が出ます。この時に燃圧計を付けていれば見る見る10→8→5→1psiと下がって全開ながら機関は停止します。低速燃圧を診るのは温間再始動性能を左右する逆止弁の機能やプレッシャーレギュレーターの座漏れ良否判定程度にて、最重要な燃料ポンプの最大吐出量機能は燃圧測定では分かりかねます（1分間あたりのガロン量で判定）。私は、高負荷時の失速感が出なければ他の原因を考えますが....。


御参考までに、

質問者からのお礼コメント

大変詳しい回答ありがとうございました。