BMW 5シリーズ プラグインハイブリッド のみんなの質問

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4輪駆動、なぜスバルは「AWD」?

「4WD」でない理由
https://trafficnews.jp/post/49622/

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スバルは、自社の4輪駆動車を「AWD」と呼称しています。
そこには差別化の意図があるといいますが、
いったいなにが異なるのでしょうか。

「4WD」と「AWD」
富士重工業は2016年3月2日(水)、
同社の自動車ブランドであるスバルのAWD車生産台数が、
累計1500万台を達成したと発表しました。
同社がAWDを手掛けて44年目での達成です。

「AWD」とは「All Wheel Drive」、
つまり「全輪駆動」の意味。国内の他メーカーでは、
「4WD」「4駆」と呼びならわすことが多いものですが、
海外で「AWD」という呼びかたはわりと一般的です。
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世の中には、
””生活防水””と同意語で、
””生活4駆””と云われるものも、有りますよね。
「ナンチャッテ4駆」という人も居ますが・・・・

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

AWDは4WDとほぼ同じ意味ですが,厳密には違います。あとの説明で役立つので,最初に4WDの方式について分類しておきましょう。

●4WDの分類
下記の5種類があります。あわせて採用例を示します

(1) 選択式 … 昔のオフロード車
(2) センターデフ+パッシブ式 … トヨタのビスカスカップリング式フルタイム
(3) センターデフ+アクティブ・トルクスプリット式 … トヨタのi-Four
(4) 直結+パッシブ式 … トヨタのVフレックスフルタイム,ホンダのリアルタイム4WD(初期型はビスカスカップリング,後期型はデュアルポンプ)
(5) 直結+アクティブ・トルクスプリット式 … トヨタやマツダのアクティブ・トルクコントロール

文字だけではわかりにくいので,FF(FWD)ベースの4WD方式の模式図を添付しておきます。

4WDは運転者が4WD←→2WDを切り換える「選択式」から始まり,次にセンターデフ方式に移行しました。今でもセンターデフ方式がありますが,最近の4WDの多くは上記(5)の方式です。

●「フルタイム4WD方式」とは?
よく解説記事などに「フルタイム4WD 」というのが出てきますが,技術用語ではありません。ちょっと歴史的経緯を説明しておきましょう。

従来の「選択式」は,2WD走行の時があり,時々,4WDになります。上記(2)や上記(3)(つまりセンターデフ方式)は,この方式と異なり,「常に4WD」という意味で「フルタイム4WD」という用語が使われました。この反対語が,「パートタイム方式」です。なおパートタイム方式も技術用語ではなく,上記(4)にも使われます。

●AWDとは?
他の皆様の回答と同じく,「All Wheel Drive 全輪駆動」という意味で,米国で使われ始めました。よく「6輪車の6輪駆動」は「4WD」とは呼べないから「AWD」という説明がありますが,違います。

この「AWD」は,上記の「フルタイム4WD」方式へ使われました。つまり「パートタイム方式」は旧来の「4WD」で,「フルタイム4WD」が「AWD」というわけです。

この「フルタイム4WD」や「AWD」が米国から日本に導入される際,もともとが技術用語ではないため,各社(富士重工など)が,自社が都合良いように使いました。このため

フルタイム4WD = AWD

という「定義」が崩され,上記(4)の方式も「AWD」と呼ばれるようになったのです。

このため,海外で「AWD」という言葉を使う場合,「パートタイム方式」を含まないという点に注意をすべきです。

●最近の4WD
最近の4WDは、前後輪のトルクを自動配分する、いわゆるトルクスプリットが主流になってきています。これは、オフロード主体の使い方から、オンロード(舗装路)でも、走りの性能をあげるために4WDを使おうとしているからです。たとえばBMWの新型5シリーズでは,積極的にxDrive(これもアクティブ・トルクスプリット方式)を導入し,走行性能を改善しています(加速は,トラクションが優れるxDriveが良い)。

BMWやAUDIに採用されている「トルク・ベクタリング」やホンダのSH-AWDは,後輪左右の駆動力を走行状態に応じて,積極的に制御する方式です。これにより旋回性能を向上できます。つまりすべりやすい路面用の技術であった4WDは,操縦安定性を改善する技術としての面がメインになったわけです。

マツダの新しい4WDも,本来,駆動損失が増える4WDの損失分を減らし,トラクションを改善することで,燃費を改善しています。アクティブ・トルクスプリット方式では,滑る前や旋回前に前後駆動力配分を変えられるので,加速や旋回などの様々なシーンで役立ちます。

●生活四駆
従来,トヨタはTHSの発展形に後輪モータを用意し,四駆にしていました。しかし新型プリウスでは,後輪モータをより小型化し,いわゆるラフロード四駆から,生活四駆にしています。雪道の発進補助とおもえば良いでしょう。フルタイムにしてラフロードも可能にすると,駆動損失分の増加が大きくなり,燃費悪化代が問題になります。このため生活四駆で燃費と雪道走行を両立する方向は,決して間違っていません。従来の四駆と別の用途と思えば良いでしょう。

非常に簡単ですが、ご参考になれば幸いです。

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質問者からのお礼コメント

2017.2.3 10:15

回答ありがとうございます!

その他の回答 (6件)

  • AWDというのが世界標準です。4WDが通じるのは日本だけです。なぜそうなったかというと『全輪駆動』と『前輪駆動』を区別するためにつくられた造語(和製英語です。)
    スバルは世界標準に合わせただけです。

  • 正確には4WDとAWDは異なります。AWD(All Wheel Drive)という呼び方が普及したのは1980年代以降です。それ以前よりAWDという言葉はありましたが、多く使われ始めたのは、AUDIクワトロが市販されて、オンロード型フルタイム4WDが普及しはじめてからです。AWD=全輪駆動を名乗る以上は、常時四輪に駆動力が伝わる構造という意識があったようで、本式のフルタイム4WDである差別化の意味もあって「センターデフ式フルタイム4WD」車を中心に「AWD」という言葉を使うようになりました。

    なので4WDに手動で切り替える旧来の「パートタイム式4WD」に関しては「AWD」とは呼びません。同じく、通常はほぼFFで走行し、滑った時のみ4WDになる「スタンバイ式4WD」について「AWD」というのはやや違和感のある表現だったりします。

    スバルは自らを「シンメトリカルAWD」と呼んでいるのも、他社との差別化のためにあえてそのような言葉を使っているようです。以下、スバルの四駆システムについて「車両レイアウト」と「四駆システム」に分けてご説明します。

    ■ 車両レイアウト

    スバル(OEMを除く)は基本FFメーカーです。通常、FFはエンジン横置ですが、スバルはエンジン縦置です。同じくエンジン縦置のFFメーカーがドイツのアウディですね。スバルもアウディも乗用型4WDで圧倒的なアドバンテージがあるのは、エンジン縦置FFゆえ、そのままリアまでプロペラシャフトを伸ばしてシンプルに本格的なフルタイム4WDを構築できるからです。それならFRベースの乗用型4WDも同じと思いがちですが、こちらはこちらでフロントに駆動を引っ張るのに複雑な機構を要します。同様にエンジン横置の4WDもリアに駆動力を分配するのは複雑で、かつ、強靭なリアドライブを増設するには不向きです。この点、スバルやアウディ(A4以上)は元々前輪駆動ですから前輪は少ないメカで合理的に駆動し、併せて後輪も合理的に強力な駆動力を発揮させられます。レイアウトとしては、エンジン縦置FF車が最も合理的に4WD化しやすい素性を持っています。東北電力のために開発した4WDのプロトタイプも、エンジン縦置FFゆえブルーバードのFRユニットを簡単に移植して四駆化できてしまったわけです。
    一方、一般的なエンジン横置FFベースの4WDに強靭なリアドライブを持たせると重く高価となるため本格的な「フルタイム4WD」は組みにくい。むしろ簡素な「スタンバイ式4WD」として軽量安価に済ませる方が合理的です。なので今や世の主流はこの簡素な「スタンバイ式4WD」となりました。

    さらにスバルがアウディと異なる点は「水平対向エンジン」です。小型軽量で低重心、しかも左右対称。この特性を生かした四駆をスバルでは「シンメトリカルAWD」と呼んでいますね。これは世界に類をみないアドバンテージです。また、現在水平対向エンジンを量産しているのは、スバルとポルシェだけです。ポルシェ911が、バランス悪く危険なRRでありながら、優れた運動性能を発揮できるのは、この低重心の水平対向エンジンの功績といえます。

    このようなスバルのレイアウトの優位性は、他メーカーからしたら反則といえる程のもので、真似しようにも真似できないものになっています。これがスバルの最大の特徴ゆえ「シンメトリカルAWD」なる呼び方で差別化しています。

    ■ 四駆システム

    現存する四駆システムは、大きく4パターンあります。

    <パートタイム4WD>

    パートタイム4WDは、通常は2WDで走行し、悪路を走る緊急のときのみ、手動で4WDに切り替える仕組み。4WD時は前後輪直結になり、アスファルト上でステアリングを大きく切ると、前後輪がケンカをして動かなくなる「タイトコーナーブレーキング現象」が発生します。それゆえ通常は2WDでしか走れません。昔のジープ系のクロカンは皆このパートタイム式4WDでしたが、使い勝手の悪さや危険性から過去の存在となりました。現在、日本ではジムニーや軽貨物車両程度しか採用車種はありません。

    <フルタイム4WD>

    フルタイム4WDはその名の通り常時4WDで走行します。パートタイム式の欠点であるタイトコーナーブレーキング現象の発生を防ぐために「センターデフ」(またはそれに類する装置)を用いています。エンジンの出力は一度このセンターデフが受けて、そこから前後輪に分配されます。
    フルタイム4WDは本格的ですが、コスト増や重量増の問題で採用できないメーカーが増えています。 当然、スバルは本式の「フルタイム4WD」ですが、スズキのワゴンR等では、かなり簡素なスタンバイ式4WDでも、カタログに「フルタイム4WD」と背伸びした記載をしており消費者を混乱させています。ご注意ください。

    <スタンバイ式4WD>

    現在の4WD車の多くがこの簡素なスタンバイ式4WDです。例えばFFベースのスタンバイ式4WDの場合、エンジン出力は前輪が受け止め、通常の直進走行ではほぼ前輪駆動で走ります。前後輪をつなぐプロペラシャフトの間に油圧装置が挟まれており、前輪が空転などすると装置内の油圧が高まり後輪にも駆動力が発生する仕組みです。滑らないための四駆なのに、滑ってからでないと四駆にならないので「なんちゃって四駆」とも呼ばれますが、これでも雪道では頼りになります。四駆としての性能はミニマムですが、なんといっても軽量安価に4WD化できるため、現在世の中の四駆の主流です。最近ではビスカス等の機械反応式ではなく、電子制御カップリングを利用して電子デバイスとの統合制御により、かなり高性能な四駆になってきています。最近は、仮にスタンバイ式4WDであっても、電子デバイスを駆使した制御を行う四駆システム関しては「AWD」と名付ける傾向にあるようです。例えばマツダ「i-Active AWD」やトヨタ「ダイナミック コントロールAWD」等ですね。同じトヨタでも「アクティブ コントロール4WD」については簡素なスタンバイ式4WDであるために「AWD」という言葉を用いないようです。

    <モーター式4WD>

    メインの駆動輪にはエンジンが直結し、残りに2輪をモーター駆動する等、ハイブリッド車の四駆システムとして用いられることが多いですが、電子デバイスとの相性がよく、今後はこれが主流になる可能性もあります。日本車では、トヨタe-Fourのエスティマハイブリッドや、プリウス4WD、C-HR、三菱アウトランダーPHEV、レジェンド、新型NSXなどのSH-AWDが代表例です。発展途上の技術です。

    ■ インプレッサ VS ランエボ

    ここまでの説明で、スバルが縦置FFであることから、簡単に本格的なフルタイム四駆が作れてしまい、かつ低重心で左右対称の水平対向エンジンであることに触れてきました。このことは、インプレッサVSランエボの闘いでも端的に表れていました。

    ランエボは、エンジン横置FFベースの普通のレイアウトですが、スタンバイ式4WDではなくフルタイム4WDでした。エンジンパワーは互角なのてすが、エンジン縦置のインプレッサには素性で勝てません。ランエボはそのネガを補うために次々と電子デバイスを投入していきました。結果、当時世界に類をみないハイテクマシンとなり一級のスポーツ四駆となりました。その間、インプレッサは小細工なく素性で同等のパフォーマンスを発揮しましたが、それはシンメトリカルAWDだったからですね。一方で、エンジン横置のバランスの悪いレイアウトで、あそこまで高性能を発揮できたランエボをリスペクトせずにはいられません。

    ■ スバルの4WDシステム

    3ペダル用システム2種、2ペダル用システム2種の計4種あります。

    <3ペダル用システム>

    「ビスカス付センターデフ付AWD」はスバルの四駆のMT車用システムです。センターデフがオープンデフだと、前輪が空転すると後輪が動かなくなるのでセンターデフにビスカスカップリングを使用しています(ビスカスを利用したスタンバイ式4WDとは異なる)。結果、非常にコンパクトで軽量なセンターデフになっており、競合他社の技術者が「センターデフはどこにあるのですか?」と問われるほどです。
    もうひとつは、WRX STiに搭載される「DCCD(ドライバーズ・コントロール・センターデフ)」で、ドライバーが任意にセンターデフのロック率を変更できる競技車両用です。

    <2ペダル用システム>

    スバルがメインで採用しているのが「ACT-AWD」です。センターデフを持たない「トルクオンデマンド型フルタイム4WD」で、車両の重量配分に合わせて前60%:後40%のトルク配分になっており電子制御で変動します。アウトバックとフォレスターにはさらに「X-MODE」というブレーキLSDを強化したシステムが搭載されます。
    もうひとつは「VTD」で、トルク配分が前45%:後55%の後輪偏重トルクのLSD付のセンターデフ式フルタイム4WDです。アウディもこれに似たものですが、FRベースの四駆に近いハンドリングです。現行モデルではWRX S4とレヴォーグ2Lのみに採用。

    以下、スバルについてまとめたものがありましたので、ご参考までに添付します。
    https://youtu.be/S304AUV6Occ

    長くなり失礼いたしました。その他ご不明な点がございましたら、追加でご質問いただければお答えいたします。

    回答の画像
  • トラックなどの中型・大型車になると6輪車や8輪車などが普通です。
    これらの車のAWDだと6輪車なら6WD、8輪車なら8WDですから4駆と言う言い方にはなりません。
    だから4駆というのは日本で言えば普通乗用車や小型車・軽自動車などの4輪車のAWDに対して使う言葉です。

    ですから4輪車において4駆(4WD)と言う言葉とAWDと言う言葉に意味の違いはありません。

  • 道民の方ですよね。

    仰せの通りで、会話でAWDなんて言わないです。

    ニクはニク。ヨンクはヨンク。

    北海道や雪国では基本で、縁のない内地のうんちく好きがAWDなんて書きます。

    ご質問と関係ないことで恐縮ですが、38号の狩勝より393号の毛無のがキツイですが、いかがでしょうか?

    道東道のおかげで、日勝は消えて、中山と石北が二強だとも思いますがいかがでしょう?

  • 「4WD」=「AWD」じゃないからね

  • スバルが世界で戦うために4WDを捨て、世界基準のAWDにしたのでしょうね。

    元々はフルタイム4WDとパートタイム4WDを区別する為に欧米で使われ始めて世界基準になったようですね。

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