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AMG GT Sで富士スピードウェイを走る。果たしてその実力は?

走行中の操作を最優先したコックピット

AMG GTは2010年に登場したSLS AMGに引き続きロングノーズ&ショートデッキで、リアタイヤの直前にドライバーを座らせるパッケージを採用。この様子から、全てをパフォーマンスのために…と予想できるが、実は実用性も最低限は確保されている。

まず室内に乗り込むと、包まれ感と言ったありきたりなレベルではなく、全てが運転のために作られたコックピット空間が広がる。それは走行中の操作最優先の人間工学に基づいたと読み取れるもので、本来ならシフトレバーは室内一等地にありがちだが、肘を窮屈なほど後方に引かなければ操作しにくいところにある。これには前進後進の切り替えなどは特定の環境でしか使わず、走行中に大事な変速はクルマに任せるかパドルシフトで行えば良いという考えが伺えて、まさに走ることを第一に優先したサラブレッド感が得られる。

ちなみに本来ならシフトセレクターがある一等地を見ると、もっとも自然と手が行く場所にドライブモードセレクトがあり、その右側にはセンターモニターを使った各種設定を操るコマンドコントローラーがある。少し手を伸ばせばドリンクホルダーと、全てが走行中の機能を優先しているのだ。

この手のモデルの最大の悩みは2人で乗る時にある。1人で乗るなら手荷物は助手席に置けば良く、問題はシートのリクライニング角が浅いので仮眠がとれない程度だ。だが2人で乗ると、まずハンドバッグをどこに置くのかが問題になってくる。助手席の足元? それとも走行中に荷物が転がってしまう荷室?  このあたりはスーパースポーツで、なおかつ2シータークーペの永遠の課題だろう。

とは言いながらも、リアハッチを開けると深さこそないが奥行きがあり、ゴルフバッグが2個も入るパッケージは見事。この手のモデルは土日のゴルフなどの非日常にこそ乗って行きたいが、積載力や実用性の観点から乗っていけない…そんな我慢はしなくて済みそうだ。

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