ゴルファーズ・ヴィークル度診断【スバル WRX S4編】
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
十分なパワーとドライバーを盛り上げる演出。実はこれ、ラウンドを控えた朝のドライブには結構重要な要素で、家を出る時にはまだ半分眠った身体の細胞がクルマの快活な挙動によって目覚めていき、朝イチのティーショットから実力を発揮できる。少なくとも“発揮できる気がする”。
そりゃWRXだから乗り心地は間違いなくハードな部類に入る。けれども、実はクルマはハードだと不快で、ソフトだと快適なのかというと、決してその限りではない。不快なのは、不必要にハードだったり、ハードな足まわりとそれに見合わない緩んだボディの組み合わせだったりするクルマ。
WRX S4はハードな足まわりをボディがしっかり受け止めており、説明可能な、納得できるハードさだ。この足まわりとボディ剛性だからこそ、ハイパワーを解き放とうという気になるというもの。このクルマの性格を理解して買ったなら、不満は感じないはずだ。
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