情報解禁! トヨタはFR入門スポーツなど3台の世界初公開コンセプト
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車
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FCV(燃料電池車)の市販モデル「ミライ」を発売したトヨタが、少し先の“水素社会”をイメージして制作したコンセプトカー。
FCV PLUSが走る水素社会では、水素は太陽光や風力といった地域で生産された電力で作られ、この水素を燃料としてFCVが走る“地産地消”が実現しているという想定だ。FCVは走らない時は自宅に電力を供給し、クルマの寿命が終わっても、水素から電気を作る心臓部のFCスタックは発電機として再利用されることになる。電気自動車のリーフなどが“EVバッテリー”でイメージしていることの“FCスタック”バージョン的な考え方と言える。
ボディサイズは全長3800×全幅1750×全高1540mmで、ミライよりずっとコンパクト。4輪インホイールモーターを採用し、FCスタックをフロントタイヤ間に、水素タンクをリアシート後方に搭載するモジュール構造を採用。機能エリアと居住エリアの分離が可能なパッケージングで車両サイズの自由度が高められている。
3Dプリンターを駆使して空力や剛性を追求した3D骨格構造のボディには、ノーズ部分に自宅などへ給電するための給電口が、テール部分に水素をチャージするための水素充填口があるほか、床下と左リアタイヤカバー側面に非接触で給電するための送電パネルが装備されている。タイヤカバー側面の送電パネルは、隣のクルマに電力を分け与える時に使われる。
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