SLKに21年ぶりのMT 走るとやっぱり楽しい!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
不肖小沢に言わせれば、SLKは永遠の男のアイテムだ。ただし、非常に都会的で、凝縮されたメルセデスエッセンスの塊のようなクルマである。
最新の3代目にしろ、まさしく兄貴分のSLの凝縮版。ヴァリオルーフはもちろん、バックミラーで見たフロントマスクはSLそっくり。ついでに2代目は微妙にF1的だったり、マクラーレンSLR的だったりもした。
それでいて走りは非常にモダン。ステアリングはこの上もなく軽く、ペダルも同様で神経質さは微塵もなく、往年のメルセデス的な重ったるさはほとんどない。あくまでも現代的に研ぎ済まされている。
さらに乗り心地は極上で、ステアリングの切れというか、どこをどう切っても盤石の安定感を見せる様はまさしくメルセデス。
ある意味、ゲーム的であり、未来的であり、なおかつ現実的でもある。だからこそメルセデス好きのセカンドカーとして名を馳せてきたのだと思う。しかもこの3代目になってから本格指向を強めてより男性向きになった。
そして今春出てきた久々の6MTモデル。欧州じゃ当たり前だが、日本のメルセデスとしては実に21年ぶりだという。果たしてどういう方向性なのか?
不肖小沢、早速乗ってみることにした。
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