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アクティブハイブリッド X6のHVモデルに試乗

ノーマルX6か、アクティブハイブリッドか?

制御の賢さはパワートレーンだけに留まらない。走行中もエンジン停止できるよう、プリウスなどと同様の電子ブレーキを採用しているが、そのタッチがみごとだ。他のBMWと同様に細かな速度調整が意のままに可能で、日常走行なら通常のメカニカルな油圧ブレーキだと勘違いするはずだ。

唯一気になるのは強めのブレーキング時に、踏み応えと減速感がズレてくることだ。これには電子ブーキの特性に加え、約2.5トンのボディ重量が大きく関係する。20インチホイールの内径ギリギリまで大型化された専用ブレーキシステムは踏めばシッカリと止まるので不安は無いが、オーナーになった際は安全なところで一度強めにブレーキを踏んでタッチを確認しておいた方が良いだろう。

ボディ重量を感じるシーンは旋回時にもあって、特に曲がり出しがそうだ。とはいえ1985mmも全幅があればカーブでの踏ん張りは充分だし、優れたシャーシ性能や極太タイヤの効果で、並みのSUV以上に素直かつ軽快にカーブを走り抜ける。ノーマルX6の旋回能力と比較すれば重いと感じるというだけだ。実はこれにはボディ重量が200kg増えた影響だけでなく、ノーマルX6に登載されている、後輪左右の駆動トルクを制御して旋廻性能を上げるトルクベクタリング機構が非搭載なことも影響している。

走りをとことん楽しみたいならノーマルX6がお勧めだ。逆にアクティブハイブリッドX6は高級感を追求する方にオススメしたい。前述してきた余裕の加速力に加え、普通に走る限り十分すぎる安定性を含めた走行性能を有し、さらにはボディ重量が増したことで得られるドッシリ感やしっとりとした快適な乗り味がある。ちなみに撮影中に得た燃費数値は高速道路で10km/L弱、街中使用では8km/L。過去にノーマルX6で得た燃費より15%ほど優れる数値を得ることができた。

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