アクティブハイブリッド X6のHVモデルに試乗
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一、中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一、中野 英幸
下半身はマッチョ系のSUV、上半身はエレガントなクーペという、他に類を見ないフォルムでBMWから08年に登場したX6。スポーツ・アクティビティ・クーペと名乗る新ジャンルを立ち上げ、他のスポーツSUVとは見た目や走行性能がひと味違うことをメーカー自らが謳うモデルだ。
4885×1985×1690mmという迫力の3サイズのクルマとは思えないほど良く走り、良く曲がるその実力は、乗れば誰もが驚くはずだ。そんなX6をベースにした新たなモデルが、BMWにとって2車種目となるハイブリッドシステム搭載車、アクティブハイブリッドX6だ。
日本ではトヨタやホンダがハイブリッド車の普及を加速し、ハイブリッドは燃費に優れたシステムというイメージが定着しているが、アクティブハイブリッドX6は日本型のハイブリッド車と同じ先入観で判断しない方がいい。BMWが近年推し進める、効率よくダイナミクス特性を得る「エフィシェントダイナミクス(EfficientDynamics)」コンセプトのもと、燃費を含めた環境性能だけでなく、パワーも同時に追求しているからだ。
このことは2009年に登場したBMW初のハイブリッド車「アクティブハイブリッド7」を見ても解る。まるで7シリーズ最速を狙ったかのようでM3と同等の加速力を誇っている。その流れがアクティブハイブリッドX6にも継承されている。
そもそも搭載されるエンジン自体が十分過ぎるほどパワフルである。4.4リッターV型8気筒エンジンは、Vバンク間に2つのターボチャージャーを置き、最大出力407ps、最大トルク600Nmを発揮するX6 50iと同じもの。そこに91psと86psを発揮する2つのモーターを組み合わせ、ハイパフォーマンスカー並みのシステム最大出力485ps、最大トルク780Nmを生み出す。X6 50i比では馬力で19%、トルクで30%も上乗せされているのだ。
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