デトロイトショーまとめ 注目モデルを一挙解説
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:Kimura Office
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アウディにも、大きな話題があった。次期TTと目される「オールロード シューティングブレーク」を発表したのだ。正直なところ、全長4.2m程度のコンパクトなボディを「次期TT」といわれてもピンとこない。が、インテリアに限れば、その直前にラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で披露されたTTのインテリアと酷似していた。2L直4ターボ付きユニットとDCT内にモーターを組み合わせた結果、408ps/580Nmものシステム出力を発揮するプラグイン・ハイブリッド機構を搭載する点も新しい。同じくCESで発表されたマトリックLEDをフロントランプに積んでいたが、これはA8から実用化されるとの噂だ。
チャタヌーガ工場の立ち上げを宣言してから5年の歳月が流れ、南米が不調で、アメリカへの投資額の割にそこそこの伸びに留まっているフォルクスワーゲンは、デトロイトにはそう力を入れていないように見えた。ザ・ビートルをベースに車高を50mm引き上げて、大径タイヤを履くなどしてSUVルックに仕立てた「ザ・ビートル・デューン コンセプト」を発表した。最高出力211psを発揮する2L直噴ターボ付き「TSI」を積み、コーナリング中にアンダーステア傾向を減らす目的で電子制御ディファレンシャルロック「XDS」を搭載している。要は、ビートルのGTI版(?)のSUVルックである。
【動画】アウディ オールロード シューティングブレーク
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