メルセデス新型CLS試乗 SUV全盛の今だからこそ輝いて見える
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:篠原 晃一
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ディーゼルエンジンは静かで滑らか。1600rpmという極低回転から400Nmという最大トルクを発生するだけあって、ストップ&ゴーが続く街中でも扱いやすい特性を持つ。ただし、街中で窓を開けると、ディーゼルらしい「ガ行」の音がそれなりに聞こえてきた。この事実から察するに、相当念入りに遮音対策が施されているのだろう。
高速道路やワインディングロードに入っても、バカっ速さはないものの、余裕を持って走れるぐらいの十分なパワーがある。こうした場面で多少回転が上がっても、エンジンフィールも音も滑らかで、まだ直6の直噴ガソリンターボは乗っていなかったにもかかわらず、約250万円の価格差を考えればこちらで十分ではないかと思う。
新型CLSには、Sクラスなどに準じる最新の運転支援機能が標準装備される。まずは先行車両に追従する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」を試す。
この機能を試そうとして真っ先に気づくのは、操作性の良さだ。ステアリングホイールのスポーク上にスイッチが集中しており、これを親指でちょいちょいと操作すると作動する。慣れれば、メーターパネルに表示される情報をチェックしながら、視線を前方から外さずに、ブラインドタッチで設定できる。
設定を完了して追従を開始すると、今度はその作動の滑らかさに感心する。設定した車間距離を保って加減速しながら前のクルマについて行くわけだけれど、その加減速が滑らかなのだ。カメラとレーダーセンサーからの情報を読み取ってパワートレーンを制御する、その制御のキメが細かいと感じる。高速道路の渋滞で停止したとき、30秒以内に先行車が発進した場合には自動で発進する機能が備わる、と事前のレクチャーで聞いていたけれど、幸か不幸か渋滞には遭遇しなかったので、この機能を試すことはできなかった。
続いて、高速道路でウィンカーを操作すると周囲の安全を確認しながら自動で車線変更を行う「アクティブレーンチェンジングアシスト」を試す。これも以前にEクラスで試した時よりも遙かに動きが洗練されていた。Eクラスの時は「乱暴なタクシーより上手」だと思ったけれど、今度は「普通のタクシーと同じぐらいスムーズ」だと感じた。自動運転が近くに迫っていることを体感した。
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