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メルセデス新型CLS試乗 SUV全盛の今だからこそ輝いて見える

走り出して真っ先に感じたのは乗り心地のよさ

エクステリアのデザインについては以上。試乗を開始する。新型CLSに用意されるパワートレーンは2種類。2リッター直列4気筒ディーゼルターボ(最高出力194ps)と、新開発の3リッター直列6気筒直噴ガソリンターボ(最高出力367ps)だ。まずは前者、Eクラスにも用いられるディーゼルエンジンを搭載したモデル、CLS 220 d スポーツのステアリングホイールを握る。

インテリアは最新のメルセデス・ベンツの流儀に則ったもの。メーターパネルとカーナビなどを表示する2つの液晶画面を1枚のガラスで覆い、カーナビなどはパソコンのマウスのようなタッチパッドで操作する。見た目もインターフェイスも実にモダンで、そこにステッチの美しいレザーシートなどの伝統的な高級車のテイストが組み合わされ、「クラシック・ミーツ・モダン」な世界観のインテリアを構成している。

走り出して真っ先に感じるのは乗り心地のよさだ。路面の凸凹を乗り越える瞬間のショックがマイルドで、それでいながら凸凹を乗り越えた後の揺れはすぐに収束する。ソフトな乗り心地と、車体をビシッと安定させること、相反するふたつを見事に両立している。アメとムチを使い分けているというイメージだ。

試乗車は、エクスクルーシブパッケージのオプション(57万5000円)を装着していたので、足まわりはCLS 450 4MATIC スポーツと同じ「エア ボディ コントロール サスペンション」となる。簡単に説明するとエアサスペンションと可変ダンパーを組み合わせたもので、普通に市街地を走るような場面ではエアサスのふんわり軽い乗り心地を享受できる。一方、ハードなブレーキングやコーナリング時にはスプリングレートを上げてビシッと引き締める。

山道に入って元気よく走る時にダイナミックセレクトで「Sport」「Sport+」モードを選ぶと、足まわりが筋肉質になる。乗り心地は多少犠牲になるもののロールは明らかに少なくなり、小気味良いコーナリングを楽しむことができる。街中や高速をゆったり走れるし、ワインディングで攻め込んでもついてくる、二刀流の足まわりだ。

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