JMS23で発表の新型スイフト、発売は年内? 新型スイスポなどの隠し玉もある?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:スズキ 18
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:スズキ 18
「ジャパン・モビリティ・ショー2023(以下:JMS23)」で公開されるスズキの新型「スイフト」。発売が秒読みとなっています。
2023年10月執筆時点では、ほとんどの販売店でスイフトの新規受注を停止していることに加え、すでに販売店向けの新型モデル説明会も行なわれているとの情報もあります。
新規受注を停止する直前までは、スイフトの納期はおよそ2~3か月と案内されていたようです。したがって、ここから2~3か月以内に新型モデルが発売される可能性が高く、2023年10月に開催されるJMS23で世界初公開を果たした後、年内にも発売になる流れと見られています。
新型スイフトについて、現在判明している情報をまとめました。
>>スイフトとスペーシアのコンセプトを展示! スズキ出展概要を発表【JMS2023】
公開された画像を見るに、新型スイフトのエクステリアデザインは、基本的にはキープコンセプトです。ただ、どちらかと言えば曲線的だった現行モデルのデザインに対し、ところどころエッジ効かせたデザインとなっています。
また、全幅の拡大にともない、新型では全モデルが3ナンバー車となる見込みです。このことからもわかるように、新型スイフトは現行モデル以上に海外志向が強くなると見られています。
>>スイフトってどんな車? 価格やスペックはこちら
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日本仕様は引き続き5ナンバー枠に収められる可能性もありますが、3ナンバー化によるメリットは少なくありません。
ボディサイズの拡大にともない、現行モデルで課題となっていた居住性は大きく向上すると見られるほか、スイフトの特徴である軽快な走りにもさらに磨きが掛かることは確実です。
また、現行モデルでは、「ハーテクト」と呼ばれるプラットフォームを採用していますが、新型では改良型「ハーテクト」の採用によって、走行性能や燃費性能がさらに進化する見込みです。
パワートレインには、引き続き1.2Lの直列4気筒エンジンが採用されると見られます。また、現行モデル同様マイルドハイブリッド仕様も設定されることが確実視されています。
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機能面でも大幅な進化があるようです。2023年1月にインドで発表されたコンパクトSUVの「フロンクス」に設定されている、全方位モニターやヘッドアップディスプレイ、スマートフォン用のワイヤレスチャージャーなどが新型スイフトにも設定される可能性が高そうです。
ボディサイズの拡大や機能装備の向上に加え、昨今の原価高騰もあり、価格については多少の値上がりは避けられません。それでも、ベースグレードは170万円以内におさえられると見られます。
>>スイフトの中古車情報はこちら
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新型スイフトはJMS23におけるスズキの目玉となることも間違いなさそうです。
一方、業界関係者の間では、スズキは情報流出に特に厳しいメーカーであることが知られており、なんの前触れもなく新型車が発表されることも珍しくありません。
実際、2019年の東京モーターショーでは新型「ハスラー」が世界初公開されましたが、スズキが事前に出展概要を発表するまでその気配はほとんど感じられませんでした。
そうなると、今回のJMS23でも、現在発表されている車両以外のなんらかのサプライズがあると考えても不思議ではありません。
これはあくまでも希望的観測ではありますが、たとえば、2019年の東京モーターショーでコンセプトカーとして出品されたパーソナルコンパクトPHEV「WAKUスポ」の市販版、あるいはスイフトのBEV版、あるいは、まったく新しい新型車などの「隠し玉」の登場を期待せずにはいられません。
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新型「スイフトスポーツ」登場の可能性もありますが、過去の事例を見る限り、スイフトスポーツの登場はスイフトの翌年であることが多いため、同時発表の可能性は低そうです。
また、新型スイフトではそもそもスイフトスポーツが設定されない可能性もあると言われており、今後の情報が待たれます。
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