ゴルフカブリオレ試乗 待った甲斐があった!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
最大のポイントは実はスタイリングだ。4代目はライバルの影響か、ある意味ゴルフカブリオレの象徴とも言える固定式ロールバーを廃止。同時にえらく屋根の低いスタイリッシュボディを採用してきた。もちろんその分、開放感は向上してるが正直、どんなもん? って感じだ。
サイズは全長4260×全幅1780×全高1430mmでルーフは明らかに低く、ハッチバックに比べて55mmもダウン。同時にフロントウィンドウは明らかに寝かされ、個人的にはちょっと“らしくない”感は否めない。2代目カブリオレもそうだったが、古典的ボクシーさは減り、「あれあれ随分とスリムにカッコよくなっちゃって…」ってのが素直な感想。でもそれは未だに角張ったボルボを望むようなもので現代的ではなく、空力や燃費や安全性を考えた当然の選択だ。
それに全長は幌の収納スペースもあってハッチバックより40mmほど長いが、同じくゴルフベースの先輩オープンこと、イオスより17センチも短く、ライバルのプジョー308CCより約20センチも短い。それだけパッケージング効率がいいわけで、さすがはゴルフ。布製の幌を選択したポイントもここにある。実際、身長176センチの俺がフロントに座ったシートポジションでもリアシートは十分広い。背もたれは多少立っているが、足元は余裕でそれなりの長距離でもオーケーだ。
トランクもハードトップオープンのように屋根の開け閉めに左右されず容量250リッターを常に確保。相変わらず出し入れが真後ろからってのは面倒だが、長さは十分にあり、機内持ち込み用トランクが縦に2つ並べて入る。やっぱ定番ゴルフブランド、取りこぼしはありませんな。
ルーフの開閉スピードも驚きだ。手動計測でもきっかり10秒弱でカタログデータではオープン9.5秒でクローズ11秒。これはライバル比でもダントツの速さで、信号待ちの途中に思いついても間に合うほど。これまた幌がゆえのシンプルアクションが生み出したメリットで、つくづく布屋根のオープンはヨイ。ちなみに時速30km以下でも動きます。
それと緊急時のハイテク安全も密かに進歩していて、ニュービートルカブリオレから採用されてる転倒時の“自動飛び出しつっかい棒”ことロールオーバープロテクションシステムは小型化され、VW製カブリオレでは初めてトランクスルー機能が付いた。ホント、マメなクルマですわ。
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