44年ぶりに復活したSクラスカブリオレとSLKのMC版・SLCに試乗
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
多くの高級カブリオレがそうであるように、Sクラスもソフトトップにこだわっている。2+2シーターはキャビンの開口部が2シーターよりも大きいので、ハードトップは技術的に困難だし、見た目もソフトトップのほうがセレブだ。スタイルもいいし、性能はSクラス譲りなので、足りないものはないだろう。このクルマこそ、メルセデスの頂点に君臨する最高に贅沢なドライバーズカーではないだろうか。
三層構造のソフトトップは異なる素材を組み合わせているので、振動や騒音を上手に吸収してくれる。音の残響も少ないので、むしろハードトップよりも快適かもしれない。とにかく静かなキャビンの静粛性に驚いた。60km/h以下なら20秒くらいでルーフをドロップできる。オープンカーって、こんなに爽快なのかと感動する。
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