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新型プジョーRCZ、胸高鳴るスポーツクーペ

待ち焦がれた「6速AT」の導入

RCZのボンネットの先端には、新しいライオンマークが光る。最近のプジョーはラジエーターグリルが大きく開いたアグレッシブな顔が特徴的だったが、RCZはワイド感を強調する水平基調のデザインとなっている。丸みを帯びたボンネットから続く、逞しいフェンダー。ルーフサイドのアルミのアーチが際だち、ティアドロップ型のキャビンが強調された。

そしてデザインでもっとも注目すべきは、リアの「ダブル・バブル」だろう。ルーフなどメタル素材はともかく、ここまで湾曲したガラス曲面を量産モデルでよくぞ作ったものだと感心する。それくらい、ディテールにまでこだわったデザインなのだ。スリーサイズは全長4287mm×全幅1845mm×全高1359mm。ワイド&ローなディメンションとなっている。

搭載されるエンジンは、2種類のガソリンと1種類のディーゼル。ガソリンエンジンはいずれも1.6リッター直噴ターボで、156ps仕様と200ps仕様がある。BMWとの共同開発によるこのエンジンは、従来も308CCなどに搭載されていたが、RCZに搭載されるのはアップデートされた新型である。新型には直噴システムやツインスクロールターボチャージャーに加え、バルブトロニックも採用。パワーアップのみならず、ユーロ5対応となり、環境性能も向上している。

そして今回、エンジンのアップグレード以上のトピックは、156ps仕様への「6速AT」の採用である。プジョーの6気筒モデルには6速ATが組み合わされているが、4気筒エンジンは従来4速ATのみの設定となっていたため、初めて6速ATが組み合わされることとなる。しかも、アイシンAW製の最新世代で、MINIに搭載されているものよりも新しいバージョンとなる。トランスミッションの多段化は、滑らかな加速やピックアップの良さといったドライバビリティの向上はもちろんのこと、燃費の面においても影響が大きい。AT比率の高い日本においては特に大きなアドバンテージとなるだろう。今回は6速MTモデルのみの試乗だったが、日本での試乗が非常に楽しみ。日本市場には、156ps+6速AT仕様、200ps+6速MT仕様の2グレードが導入される。

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