モーターが主役の「新型オデッセイハイブリッド」は燃費26.0km/L。ホンダの電動化が加速する
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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その他にもう一台、ガソリンエンジンのアブソルートにも乗った。これは、190psを発生する2.4リッター直噴・直4とマニュアルモード付きCVTで、ハイブリッドより軽い車重を走らせるモデルだが、その印象は決して悪くなかった。
スタートダッシュの瞬間は、ハイブリッドのような電気モータートルクの感触はもちろんないものの、それなりに軽快だし、それ以降のスピードの伸び、つまり加速にも、特に不満はない。つまり動力性能は必要にして充分、という感じなのである。
JC08モード燃費はハイブリッドの26.0km/Lに対して、ガソリンエンジンのモデルは13.0km~14.0km/Lと、半分近くに下降する。その一方でプライスは、「ハイブリッド・EXパッケージ 7人乗り」の399万円に対して、ガソリンエンジンの「G・EX ホンダセンシング 7人乗り」が338万円と、この例の比較では61万円の違いになる(※安全装備はほぼ同等レベル)。
というわけで新型オデッセイ、ハイブリッドモデルを選ぶか、ガソリンエンジンモデルで充分とするか、それぞれに長所があるだけに、選択が難しいクルマだろうと思う。
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