新型XC90、10年ぶりに骨格から生まれ変わった次世代ボルボの実力
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ボルボ・カー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ボルボ・カー・ジャパン
特に好印象だったのはT6。21インチのタイヤ&ホイールを難無く履きこなし、乗り心地も上々だった。20インチのD5の方がむしろゴツゴツ感があったのは、ちょっと解せないところ。T8は200kg近い重量増の影響が乗り心地の面でも挙動の大きさの面でも無視できず、こちらはもう少し煮詰めたいと感じた。
しかしパワートレインとしてはこのT8、興味深い。前輪を2Lターボ+スーパーチャージド・エンジンと電気モーター、リアを電気モーターで駆動するプラグインハイブリッドは、低速域から力強く加速し、一方で必要がない時にはエンジンを停止して燃費を稼いでくれる。まだ制御には粗さがあるが、こちらは本国でもデリバリーはもう少し後とのこと。熟成を楽しみにしたい。
電気モーターが無い以外はT8と同じ、2Lエンジンにターボ+スーパーチャージャーという構成となるT6は、T8に較べると低速域が物足りなく思えるが、トップエンドまで回せばかなりパワフル。スムーズさも全域で際立っていた。
そして日常域で光るのがD5。小型のバリアブルジオメトリータービンと大型タービンを組み合わせたツインターボエンジンは、低回転域からリニアに加速し、しかもそのまま上まですっきり回る特性で、ディーゼル特有の振動は多少気になるものの、それと十分にトレードオフにできる魅力を感じた。
実はボルボ、今年後半にはいよいよ日本にディーゼルエンジン車を導入する。XC90も導入の時には当然、設定を念頭に置いているというから楽しみにしたい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
6/20申込締切 モビリティ業界の新規事業のつくり方~ヤマハ発動機の成功と失敗に学ぶ~
フェルスタッペン、大荒れのF1イモラ初日ではお馴染み“GP”がレースエンジニアを担当せず。その理由をレッドブルが説明
これは便利!ソフト99が特殊構造の繊維を採用した全長57cmのホイールブラシ「奥洗王」を発売
プジョーの全EV、モーターなどに最長8年保証…欧州メーカー初
違反になったりする? 時々見かける愛犬とのツーリング
【人とくるまのテクノロジー展2024】ボルグワーナーは車両の性能・効率向上を目的に設計された電動化ソリューションを展示
「Hyundai Mobility Lounge富山」がオープン! すべてのヒョンデ車に試乗できるイベントも開催
VWの新型EVは500万円以下となるか? 中国シャオペンとの共同開発EV、その姿とは
まるで純正品のクオリティー! パイオニアから三菱「デリカD:5」「デリカミニ」などに適合のトゥイーター取り付けキット登場!
3つ星シェフの夢のガレージで「ムルティストラーダV4パイクスピーク」を公開! ドゥカティ・ユニカ・プログラムから生まれた特別モデル
2030年に向けたスズキのカーボンニュートラルへの取り組みとは...人とくるまのテクノロジー展 2024予定
エクストレイルとキックスが黒金フェイス!! 特別仕様車が激アツ!! しかも一部改良で充実機能で勝負
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?
新型「ゴルフGTI」欧州発売。大幅改良で魅力アップも…円安で驚愕の700万円超えもあり得る?
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情
【大幅性能アップ】ポルシェ「911」ハイブリッド正式予告。チラ見せ画像とタイムからわかること