M6カブリオレ、M5より明らかにスポーツカー
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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ワインディングロードではその走りがさらに魅力を増す。アクティブMデファレンシャルが高いスタビリティを確保しているおかげで、大柄なボディとは裏腹に極めて俊敏なコーナリングが楽しめる。また、Mサーボトロニックをスポーツ・モードにするとステアリングフィールにグッとダイレクト感が増し、そのエレガントなルックスとは対照的に、非常にスパルタンな走りが味わえるのである。
また新型はパワートレインやシャシーのセットアップを記憶させることができる2個のMドライブボタンをステアリング上に装備しており、これを押すと好みのセットアップを一発で呼び出すことができる。セットアップはオプションのヘッドアップディスプレイでも確認できる。従来よりもシチュエーション毎にキャラクターの異なる走りを手軽に楽しめるようになった。
さらには前述のフリードマン氏が言う通り、M6カブリオレ専用にチューニングされたシャシーのおかげで、ダイナミック・ダンパー・コントロールをコンフォート・モードにすれば、その乗り心地も非常に快適である。これなら普段から移動の足として気軽に使えるはずである。ダウンサイジングにより欧州テストサイクルで10.3リッター/100km(日本風に表記すると9.7km/リッター)という、先代を30%上回る燃費性能も積極的に乗る理由になるだろう。ただし、その走る姿は完全に非日常ではあるが。
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