レクサス、新型ESを世界初披露。FF系プラットフォームを採用 国内発売は秋
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車
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レクサスは25日、北京モーターショーにおいて、1989年のブランド創設と同時にラインアップされたアッパーミドルクラスセダン「レクサスES」の新型を世界初披露した。新型ESは、2018年秋頃に国内での発売が予定されている。
新型ESは、新世代アーキテクチャー「GA-Kプラットフォーム」の採用により、基本性能を全面的に見直した新世代サルーンとなる。レクサスはこのところプラットフォームの刷新を進めており、FR系モデルでは「LC」と「LS」が基本骨格を新しくした。新型ESの採用するGA-Kは、アッパーミドルクラスのモデル用に開発されたFF系プラットフォームで、「ES」をはじめ「RX」などへの展開も見込まれる。きわめて重要なプラットフォームだ。
このGA-Kプラットフォームの特徴は、ボディの高剛性化や低重心化に貢献すること。なおボディは全長4975mm×全幅1865mm×全高1445mm(海外仕様)という堂々たるサイズだが、サイズのわりに全高は低めに設定されている。
搭載するパワートレインは2.5リッター直4エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドで、システム最高出力は205hp(海外仕様)を発生する。海外では3.5リッターV6や2.5リッター直4も用意されるが、国内ではハイブリッドが導入される可能性が高そうだ。
内装は、スポーティかつモダンな仕上げとされ、ペダル配置やステアリングの傾角や調整幅などドライビングポジションにもこだわっている。後席は広々した足元空間に加え、電動リクライニング機能を持つなどプレミアムモデルならではの快適な空間が実現する。
また、よりスポーティな“F SPORT”グレードも設定され、“F SPORT”では運転操作に忠実に反応し、スポーティな走りを実現する減衰力制御リニアソレノイド式AVSや、パフォーマンスダンパー、19インチアルミホイールを採用。ワンランク上の高い操縦安定性と快適な乗り味の両立が図られる。
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