【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
掲載 carview! 文:編集部 266
掲載 carview! 文:編集部 266
では、トヨタの今後はというと、実は世界で最も電動化戦略に成功したメーカーと言われるようになるかもしれない。
もちろん、トヨタには国内で軽BEVを大量に売る計画はないが、その分BEVにHVやPHEVを組み合わせたグローバルな販売戦略が、時代の変化にジャストフィットしそうなのだ。
ポイントとなるのは、BEV導入に一番熱を上げていた欧州で漂い始めている方針転換の気配。
この主因は安価な中国製BEVの大量流入に、名だたる欧州メーカーが太刀打ちできなかったことだが、結局、バッテリーとモーターさえ用意できれば生産できるBEVは市場参入の技術的ハードルが低く、生産コストが低い中国メーカーとの差別化が現時点では困難だったのだろう。
その意味で、エンジンとモーターの協調に高い技術が求められるHVやPHEVは中国メーカーの参入が難しいうえ、日本車が最も得意とする分野。
BEVが中国との関係でアウトでも脱炭素化は不可避だから、今後はHVやPHEVに脚光を浴びる可能性は高い。
そして、そのとき最も恩恵を受けるのは世界で初めてHVを市販化したトヨタになるのはほぼ確実だろう。
既に今期4.5兆円の純利益を見込むトヨタが、今後どこまで儲けを拡大するのか想像もつかないが、一時先行き不安視された日本の製造業に再びスポットライトが当たりそうなのは、日本人として安心材料となるだろう。
【ATTO3】>価格やスペックはこちら
>ユーザーレビューはこちら
>専門家のレビューはこちら
>中古車情報はこちら
>みんなの質問はこちら
<終わり>
<写真:トヨタ、日産、ホンダ、レクサス、三菱、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、テスラ、BYD、VW、シュコダ、ロータス>
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
BEV化が急速に進むタイに押し寄せる中国メーカー! 普及にブレーキがかかりそうな要素も見え隠れする危うい戦略
やっぱり日本でEVは需要薄か!? 国産で好調なのは軽EVだけという現実
タイではピックアップトラックが激戦区! 意外にも中国メーカーがBEVじゃなく「ハイブリッド」を投入するワケ
国産車にない[大胆デザイン]で登場!! ヒョンデの実力がスゴイぞ! これからのクルマに必要な事って?
EVはまだちょっと……ならやっぱりハイブリッド! HV慣れした人でも新鮮味が味わえる新世代ハイブリッド車3台
数字だけ高スペックでも実際の充電は遅い! EVの進化についていけない急速充電器の現状
極端なEV普及の目標は次々と修正! それでも国産メーカーのEVラインアップを増やすべき理由
【北京モーターショー2024】中国の最新トレンドと日本メーカーの対応を振り返る
インプレッサはBMW MINI アウディに勝てない? 日本の「小さなプレミアムカー」はなぜ成功しないのか?
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
日産、EV需要変動に「柔軟に対応」 電動化のペース調整? 中国市場は "独自モデル" で販売強化へ
日産「新型エルグランド」初公開か!? 元祖「キング・オブ・ミニバン」ようやくの“全面刷新”に期待大! 次期「超高級ミニバン」の姿を徹底分析!
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
日産サクラがBEV国内販売No.1を獲得! 支持される理由は? 購入には注意点も
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
【日本は遅れてるは勘違い】EVの元祖「リーフ」の次期型は待つ価値あり? 電池と航続距離は?
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に