新型Gクラス発表。すべてが一新されたのに見た目は変わらない不思議
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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居住性の向上もニューGクラスの売りである。前述したように53mm延長されたボディは、幅も121mmワイドになり、その結果フロントのレッグルームは前席が38mm、後席が150mm長くなった他、広くなったボディのお陰でショルダールームは前席で38mm、後席で27mm、肘部分は前席で68mm、後席で56mmとそれぞれ拡大している。写真からもお分かりの通り、シートは形状も機能もSクラス並みに進化しており、ヒーター、クーラー、マッサージ機能までが用意される。
オフロードの走破性能向上と同時に、オンロードにおけるダイナミック性能と快適性にも目が向けられた。新設計のシャシーはオフロードを考えてこれまでと同様にラダーフレームが採用され、3カ所に100%のディファレンシャルロックとリダクション・ギア(エクストラロー)が用意されている。
フロントサスペンションはダブルウィッシュボーンが新たに採用されているが、このシステムは最大で270mmの地上高を考慮して強固なストラットタワーバーが装備される。メルセデス・ベンツG社とAMGが共同開発した成果で、ストラットはラダーフレームに直接フランジされるなど、その敏捷性も注目される。リアはリジッドアクスルだが、パナールロッドで位置決めをしている。ステアリングはEPSで、「コンフォート」「スポーツ」「オフロード」の3種類のプログラムが選択できる。
注目のオフロード性能は新たに設けられた「Gモード」を選択すれば、渡河深度が70cm、チルトアングル35度、デパーチャーアングル30度、アプローチアングルは31度とそれぞれ発表されているが、これは正に本格オフローダーとして誇れる数字だろう。
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