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8月のマーケット エコノミー?エコロジー?

ココも気になる! その2

ハイブリッド&エコカーで攻勢に出るメルセデス・ベンツ

昨年は3万7001台で、海外メーカーブランド別乗用車年間ランキングでBMW(MINI除く)に1056台の差をつけ、2位となったメルセデス・ベンツ。今年は1~8月の累計で2位につけているものの、前年同期比70.4%と落ち込み、3位BMWに606台差まで詰め寄られている。ただ、メルセデスが得意とするプレミアムクラスでこそ世界不況の影響を大きく受けているが、世界市場ではコンパクトSUVの「GLK」や新型「Eクラス」が好調に推移。前年同期比こそ81.0%だが、1~3月の売れ行きと比べると、4~6月は124.0%と大きく持ち直している。

 そしてメルセデスは、輸入車としては初のハイブリッドカー「Sクラス ハイブリッド」を日本市場に投入。1モーターのマイルドハイブリッド方式だが、10・15モード燃費はベースモデル比30%アップの11.2km/リッターを実現。価格は1405万円と高価だが、エコカー減税にも適合し、拡販を狙っている。

 またメルセデス初の燃料電池車「Bクラス F-CELL」の市販化も発表。この燃料電池車は水素と大気中の酸素を反応させて発電を行い、電気モーターで駆動するゼロエミッション駆動システムを搭載し、約30km/リッターの燃費と2リッターガソリンエンジン車をしのぐ走行性能を両立している。メルセデスでは、このBクラス F-CELLの小規模量産を今年末にスタートさせ、来年初めよりヨーロッパおよびアメリカで約200台ほど展開するという。燃料としての水素の供給システムなどインフラ整備の問題はあるものの、メルセデスがハイブリッドカーや燃料電池車を手がける意味は大きいもの。今後の展開をじっくり見守っていきたい。

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