ロータス史上最速オープン、エキシージSロードスター
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
とはいっても、ややウェットなワインディングを軽く攻めた当日のドライビングでは、ロードスターゆえの弱点を実感することはなかった。路面感覚をこれでもかと伝えるノンパワーのステアリングと、後輪のトラクションに直結したダイレクトなスロットルワークの命じるまま、エキシージSロードスターは狙ったとおりのニュートラルなラインを辿って、コーナーの連続を思うがままに駆け抜けてみせたのである。
そこで、ワインディングでの挙動にあえて注文をつけるとすれば、APレーシング製のアルミ合金製4ポッドキャリパーを備えるブレーキが、もう少し軽い踏力で強力に効いてもいいかなとは思ったが、それ以外にはほとんど文句なし、といっていいだろう。
トロフェオタイヤを履いたナイトフォールブルーのクルマを返却した後、標準仕様のコルサを履いたレーザーブルーのクルマに乗り換えてみたら、前記のとおり、ステアリングは軽くなり、路面から伝わるショックも一段と柔らかくなるという変化が感じ取れた。トロフェオの硬派な手応えも捨て難いが、コルサのオールラウンド性は大いに魅力ではある。
このコルサ装着車で少々ウェットな上りのヘアピンを抜ける際、思い切って後輪にパワーを与えたらテールが素早くアウトに流れたけれど、前輪が逃げることなく落ち着いて接地していたため、カウンターステアを与えて何事もなかったかのようにそこを抜けることができた。これまで試したことはなかったが、こういう遊びも愉しめるクルマらしい。
エキシージS本来のドライビングプレジャーに加えて、オープンエアの爽快さも味わえるロードスター、プライスは972万円と、クーペの16.2万円高にとどまっている。
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