ホンダS660とアルトターボRSはどう違う? 清水和夫が解説
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
イタリアのマニエッティ・マレリ社と共同開発した「AGS」は完成度が非常に高い。ハードウェアはスズキのMTとクラッチを使うが、制御の部分はマレリ社のノウハウだ。スズキはポストCVTのギアボックスとしてAGSを主力に考えている。自動クラッチ式MTのAGSとトルクの太いターボエンジンは相性がよく、ベースのアルトよりスムーズに発進できる。お世辞ではなくDCT(デュアルクラッチ)レベルのスムーズネスを実現している。
「アルトターボRS」は「RS」の称号こそ与えられているが、実際はロードカーとしてバランスの良い走りを実現しているのだ。大人が4人乗れて、そこそこスポーティに走れるのがターボRSだ。シングルクラッチを採用した「AGS」の完成度はデュアルクラッチを採用したVWの「DSG」にも匹敵するし、このギアボックスはMTを使っているので、カーディーラーでも修理できる。まさにシングルクラッチの逆襲なのである。
とはいえ今後、もし「アルトターボRS-R」のようなホットモデルが登場するなら、MT車を設定して、タイヤはS660と同じハイグリップタイヤを装着してもらいたい。そうすればサーキットでもS660とガチのバトルを繰り広げることができるだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
富士スピードウェイのサーキット内にキャンプ場「RECAMP 富士スピードウェイ」が2024年秋オープン!
【MotoGP】昨年ワンツーフィニッシュでも期待しすぎは厳禁! ビニャーレス、カタルニアGPに向け「賢くあるべき」
都心で突然の交通規制に巻き込まれたら……。信号機と警察官、どっちの指示に従えばいい?
『eキャンター』がベース、ダイムラー・トラックの新ブランドがEVトラックを米国発表
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税”高くなる? 軽自動車は20%加算も!? 理不尽な重課措置に「車持ってるだけで罰金だ!」「国民イジメ!」の声
ヘッドライトがよみがえる! これ1本で黄ばみ・くすみをクリアにする「ウルトライト」
名車はここから生まれる!? [大成功]の流れを止めない! 2024年もジャパンモビリティショー開催へ
【あなただけのLBXを】 レクサスが期間限定ポップアップエキジビジョン 「LBXラウンジ」
〈人テク展2024横浜〉三菱ケミカルのブースで折り紙が相撲 部品に貼るだけの制振シートを開発
システム最高出力800ps──ランボルギーニ初となるPHEVスーパーSUV「ウルスSE」が日本上陸|Lamborghini
SHADの40%拡張可能なサイドケース「SH38X サイドケース」2モデルがカスタムジャパンから発売!
マツダの至宝「ロータリーエンジン」 自動車マニアではない一般人に魅力をどう伝えるべきなのか? 元ディーラーが考える
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?