新型アウディA4に海外試乗。キープコンセプトに内包された進化とは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:アウディ ジャパン
今回試乗できたのはすべてセダン。2.0Lディーゼルエンジンを積む「2.0 TDI Ultra」、新しい燃焼方式を採用した2.0Lガソリンエンジンを積む「2.0 TFSI Ultra」、そして高出力版2.0Lターボを積む「2.0 TFSI クワトロ」の3モデルである。
まず、すべてに共通して感心したのは乗り心地の良さ。ガッチガチに剛性感のあるボディに、しなやかに且つ精度感たっぷりに動くサスペンションがもたらすのは、いかにもドイツ車らしい中身のギュッと詰まった快適性である。好きな人は堪らないだろう。試乗車は電子制御ダンパー付きだったので、その分を差し引いて考える必要はあるが、逆にこれならメルセデス・ベンツCクラスのようにエアサスペンションを奢る必要は無いかも、と感じたのも確かだ。
静粛性も際立っている。こちらも、やはり二重フロントガラス付きだったとはいえ、まさかそれだけがこのA8並みの静けさに繋がっているわけではないだろう。やはりボディが、相当にいいのでは?
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